あきの忘備録

@fairlyta6の外部記憶装置

HAPPY PARTY TRAIN TOUR 名古屋公演とは何だったのか

ヨーソロー♪あきのです(*> ᴗ •*)ゞ

Aqours 1st LIVE 横浜アリーナ2DAYSに引き続き、幸運にも2nd TOUR 名古屋ガイシホール公演も2DAYS 現地にて彼女たちの輝きを見届けて参りました。

彼女たちの輝きを受けた身として責任を果たすべく、彼女たちの輝きを広める一端を担いたく思い、拙いながらこの感想記事を綴らせて頂きます。

 

 

渡辺曜ちゃん推し目線が多分に含まれております、ご了承ください。

※当記事は"Aqoursの9人の物語"に焦点を当てた内容にする為に、ユニット・学年曲には一切触れない内容となっております。 

 

 

 

 

 

Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR 名古屋ガイシホール公演】

 

【開演】オープニングアニメムービー 

【1】 HAPPY PARTY TRAIN

【2】 pops heartで踊るんだもん!【DAY.2】届かない星だとしても

     MC

【3】 少女以上の恋がしたい

【4】 空も心も晴れるから

【5】 Waku-Waku-Week!

【6】 G線上のシンデレラ

     MC・ミニアニメ

【7】恋になりたいAQUARIUM

    MC

【8】Daydream Warrior

【9】スリリング・ワンウェイ

    ミニアニメ

【10】近未来ハッピーエンド【DAY.2】P.S.の向こう側

   CYaRon! MC

【11】海岸通りで待ってるよ

【12】GALAXY HidE and SeeK 【DAY.2】LONELY TUNING

   AZALEA MC

【13】INNOCENT BIRD

【14】コワレヤスキ 【DAY.2】Guilty Eyes Fever

      Guilty Kiss MC

【15】Shadow gate to love

      Aqoursダンスリハ・ライブへの意気込み映像

【16】青空Jumping Heart

【17】SKY JOURNEY

      MC

【18】君のこころは輝いてるかい

   アンコールアニメ映像

【19(EN1)】サンシャインぴっかぴか音頭

   2期PV映像・MC

【20(EN2)】太陽を追いかけろ!

 

 

 

 

 

【開演】オープニングムービー

 

開演前の会場を満たすのは、静かに熱量をもった観客のざわめきと独特の緊張感。開演時間を数分過ぎてもBGMの音楽が流れており、Aqoursはまだかと待ちかねる雰囲気の中。不意にBGMがフェードアウトし、次の瞬間照明が暗転。空間を満たしていたざわめきはひとつの大きな歓声となり、ホールは熱狂の渦に包まれた。

 

LoveLive!では恒例のキャラクターとキャストの紹介ムービーを経て(毎回このパートでテンションが右肩上がりになっていくの瞬間がほんとすこ)、ステージ上のスクリーンに映し出されたアニメーションは「HAPPY PARTY TRAIN」のMVと同じ世界。汽車に乗り込んだAqours9人が姿を現しました。

その内容はあのMVのラストで宇宙に飛び出したAqoursの、まだ誰も見たことのない続きが描かれたものでした。宇宙というレールのない航路を突き進み、やがて前方に名古屋駅のホームが見えてきた、と思ったら名古屋駅を通過し、赤信号も無視して突き進んでいくという・・・衝撃的に意味深な内容でした。

それは今ツアーへ向けたAqoursの決意表明であり、そして誰もまだ見ぬ彼女達の未来への希望の道筋を示しているかのような印象を受けました。

彼女達の "これからは敷かれたレールの上を走らない" というメッセージ自体は「HAPPY PARTY TRAIN」のMVでも伝えられていましたが、まさかこのツアーの冒頭で再度我々に突き付けてくるとは。

ラブライブ!ではキャラクターの心情を表す記号として信号機がよくその役割を果たしていましたが、赤信号を突破して汽車が突き進む演出は、それとは違う役割でしたね。

それはラブライブ!サンシャイン!! 13話を彷彿とさせる演出でした。

実は...調べたら歌えるのは事前にエントリーしたメンバーに限るって決まりがあるの。それにステージに近づいたりするのもダメみたいで」と事前にルールを提示して見せた上で、判断基準が可視化しづらい "輝きの尺度" をルールの枠を超えてしまう観客を描く事で提示してきたあのシーン。

では、それはこの公演においてはどんな出来事を指すのか。Aqoursが飛び出して行った赤信号の向こう側とは、名古屋駅をも通過して突き進む先に何があるのか・・・

 

そんな期待に胸を踊らせた我々の前に、ついに彼女達の登場です。

 

モーゼの十戒のごとく突如としてステージが中央から割れ、立ち込める蒸気の中から本当に汽車に乗り込んだ彼女達がバアアアアアアアン!!!!と登場してくる演出はあまりに衝撃的でした。

あのアニメの中からAqoursちゃん達が本当に汽車で突っ込んで来たかのような錯覚に陥りましたし、その瞬間は何が現実なのか分からなくなる程の衝撃でした。

そして間髪入れずに汽車からステージに降り立ち、汽車を背にしてフォーメーションの定位置に構える9人。

会場の10000人の人間が溢れんばかりの期待を胸に、固唾を飲んでステージに釘付けになった瞬間。

背景のスクリーンに映し出されたあのMVと共に、待ち望んでいたピアノのイントロが流れ始めました。

 

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【1】HAPPY PARTY TRAIN

 

記憶の糸を何度解き直しても、あの時何が起こったのか、自分が何を目撃したのかを言語化する事ができません。

Aqoursちゃんは初披露となるこのツアー表題曲をあの時の彼女達ができる全力で披露してくれましたし、何度も繰り返し見たMVの映像とこの時のライブの記憶が混線してしまうほど、空想と現実の隔たりを超えるようなパフォーマンスを見せてくれました。

 

この記事を書くにあたり、最後の最後まで【1】HAPPY PARTY TRAIN の部分が空白になっておりましたが、詳細はやはり空白のままにしておきます。

ただひとつだけお伝えしておきたいのは、初日の「HAPPY PARTY TRAIN」ではしゅかしゅー曜ちゃんの「だからもう行かなくちゃ、ひとりでも行かなくちゃ」をライブの中で体現して見せてくれた事です。

アニメ11話「友情ヨーソロー」では悩みを抱えた曜ちゃんに対して、梨子ちゃんが電話をかけて手を差し伸べてくれましたね。ツアー初日のこの曲では、2番の歌い出しで躓いた梨子ちゃんを曜ちゃんが支えてくれました。

それ流れを受けての千歌ちゃんのソロパートで、杏ちゃんが何を思いながら「気にしない 小さなことは」を歌ったのかは想像に難くないですし、その後の「ハラハラし放題!」もこのライブのみにおいては違う意味合いに変わったかもしれません。

何はともあれ、Aqoursとこの曲を好きになった人ならば「気にしない ちいさなことは」「いつでも笑顔でいたいから」って捉えられたのではないかな、と思っています。

その場限りの出来事を、例えそれがハプニングであろうと楽しめるのがライブという空間なのかな って思えるのも、「起こること全てを受け止めて」「すべてを楽しもうと」「それが、輝くことだから」という力強い言葉が私たちの胸の中にあるからかもしれません。

「胸に確かなもの持ってたら それだけでなんとかなるって」なんですよね。

 

さて、「HAPPY PARTY TRAIN」は、みんなの様々な想いを乗せて発車しました。

何が待っているのかもわからない遠い駅へ、終わらない旅へと。

 

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【2】pops heartで踊るんだもん!

 

1stライブではアンコール後の"泣き曲"の位置付けであったこの曲。初日の開幕2曲目でこれが来たのは驚きでした。

のっけから1stライブとの明確なスタンスの違いを感じましたね。

ダンス経験の長いしゅかしゅーでさえ「この曲はキツい」と語っていたほどハードなダンスのこの曲。初っ端からフルスロットルで「たのしくて1日が短いからね」という刹那的な歌詞を歌う彼女達に、「みんなもギア上げて行くよ!エンジン全開で着いてきて!!」って言われてるような気がしましたw

「待ってたんだ待ってたんだキミを 今日はずっと離さないよ」「夢のような瞬間がここにあるよ」と彼女達が笑顔で歌い踊り、まさに歌詞通りに「夢のような」"HAPPY PARTY"の幕開けとなりました。

 

 

 

 

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【3】少女以上の恋がしたい

 

しないでくれ。頼む。無理。

死んでたので記憶がありません。

ほんと無理。かわいさの暴力。つらい

背景スクリーンと連動して♡の文字が描かれる演出(μ's FINALのAAみたいなやつ)などもあった気がしますが、もう何もかも無理みが深すぎて無理。しんだ。

 

 

 

 

 

※4曲目から学年曲及びユニット曲のパートに入りますが、これ以降は"渡辺曜ちゃん推し"としての使命を果たす事と、"Aqours9物語"を優先する為に、当記事では学年・ユニット曲のパートは割愛させて頂きます。

 

 

 

 

 

 空も心も晴れるから→Waku-Waku-Week!→G線上のシンデレラ というBD特典曲の流れを受け、「次はDaydream Warriorが来る・・・ヤバい、ヤバい事になるのはわかっている。覚悟しておかなければ・・・」と、胸中穏やかでは無かったのは私だけではないはずです。

そして曲間のヤバいコミカルなミニアニメが終わり、会場内が暗闇に包まれました。

 

 

 

背景のスクリーンの光を受け、ステージ上にぼんやり浮かび上がるAqours9人の影

遠くから聴こえてくるのは、まるでゆったりと水中を漂うかのような、広がりのある穏やかなメロディ

「は・・・?」

と、同時に見覚えのあるシルエットが目に飛び込む

「うそだろ・・・?」

まるで海底に差し込む日差しのような、カーテン状の薄青い光がステージを照らし

背景のスクリーンが巨大な水族館と化した瞬間

 

私は膝からアリーナに崩れ落ちました。

 

徐々に広がりを見せるように音数とボリュームが増していくシンセの音と共に、タイトなリズムを刻むドラムがピッチを上げカタルシスを迎えた瞬間

打ち込まれる2発のバスドラム響く低音と共にステージが明転

眩い光と共にあのMVと全く同じ世界観が眼前に広がり、ステージはもはやステージではなく、巨大なアクアリウムへと変貌を遂げました。

 

 

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【7】恋になりたいAQUARIUM 

 

ステージ後方に設置された、三津シーパラダイスのイラストパネルを模したかのような9枚のスクリーン。バックスクリーンに映し出される巨大な水族館の映像。MVの世界観を完全再現した照明。そして満を持してついに披露された恋アク衣装。

Aqoursのこれまでの経験値が凝縮されたようなライブパフォーマンス。1stライブ以降、様々なフェスのステージで披露され磨き上げられていったこの曲の、まさにこの夏の集大成として披露された「完全版」と言っても過言ではないと思います。

 

私自身これまで「恋になりたいAQUARIUM」のライブパフォーマンスを3回体感し、回を重ねるごとにクォリティーが上がって行く事を五感で感じ取りその度に大きな感動を受けてきました。

この曲を披露する度に毎回「緊張した」と語るしゅかしゅーを、これまで大サビの部分では祈るような気持ちで見守って来ました。

彼女はいつでも自然体な笑顔が溢れている子なので、緊張している時はひと目でわかってしまうんですよね。しかし、今回のライブでは不思議と彼女の、彼女達のパフォーマンスと世界観に無心でのめり込む事ができたんです。

私の主観の話になってしまいますが、今公演の彼女は今までで1番自然体な優しい笑顔でステージの中央に立てていましたし、会場やLVの観客の誰が見ても "渡辺曜ちゃん" の存在を感じられるものであったと思います。

そしてセンターに立つ彼女を支える8人のAqoursキャストも、これまでで一番洗練されたパフォーマンスを見せてくれました。それはまるで海中を自由気ままに泳ぎ回る魚達のように優雅で、水面からの光を受けてキラキラと輝く"アクアリウムそのもの"を体現してくれていたと思います。

何よりも、大サビの最後のだいすきよっもうかくさない!(なーい!)」の (なーい!)の所で、少し首を傾げて優しく微笑む彼女の表情が、これまでで一番優しくて、素敵な笑顔だった事が私は何よりも嬉しかったのです。

 

ありがとうしゅかしゅー。渡辺曜ちゃんを演じてくれて、ありがとう・・・

という感謝の気持ちしかありませんでした。控えめに言う事はしません。渡辺曜ちゃん推し歴の中で、人生最高の瞬間でした。 

夢にまで見た、恋アクの曜ちゃんについに会えたんです。

あの世界観をライブパフォーマンスで現実のものにしてくれたAqoursの、血の滲むような努力の積み重ねがあって、9人に恋アクの衣装を着させてくれた人がいて、ステージの設計や映像と光の演出でMVを完全再現してくれた人がいて、その上でしゅかしゅーが愛と努力を惜しみなくつぎ込み "渡辺曜ちゃんとして" あのステージに立ってくれたからこそ生まれた、まるで奇跡のような瞬間でした。

渡辺曜ちゃんは、現実には存在しないんですよ。それでも今日まで渡辺曜ちゃんを愛してくれた沢山の人の想いがあって、その想いがあって初めて彼女はステージ上に"実在"する事ができたんだと思います。

ヒトは独りでは人間にはなれないんです。そのヒトを取り囲む世界が"人として"認める事で"人たらしめていく"ものだと思うので。(曜キチ特有の謎理論)

 

アクアリウムでふたりが出会うファンタジー

ふいにときめくの それは恋の魔法

 

渡辺曜ちゃんに出会わせてくれた全ての人に感謝。

 

 

 

そしてMCの和やかな雰囲気を挟んで、恋アクの衣装を着たまま迎えた8曲の「Daydream Warrior」はそれまでのAqours楽曲には無かった初のクール属性の曲。

その初披露こそ、私がこのツアーで最も見たかった彼女達の姿のひとつでした。

 

 

 

 

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【8】Daydream Warrior

 

MC後の曲名の宣言と共に彼女達の表情は一変。キッとした目で前方を真っ直ぐ見据えて口元を固く結んだ瞬間、僅かな歓声と共に、会場中が息を呑んで身構えたかのような一瞬の静寂が訪れました。

イントロが流れ出すと音が会場の空間を抜けて広がり、鋭く刻まれるシンセの音に続いて熱を抑えた静かなトーンで「hey...」が来た直後の ドンッ と響く重いBass音で空気は一変し、会場の中の世界は彼女達のパフォーマンスに飲み込まれました。

 

「恋になりたいAQUQRIUM」はAqoursちゃんの珠玉の "かわいらしさ" が詰まった楽曲ですが、アニメ本編とは違った彼女達の姿を表現した"アイドル的"=偶像、"ファンタジー的"=幻想 の要素が強い世界観だと思います。

それを「Daydream Warrior」の曲中の歌詞で言い換えればマボロシと捉える事もできるでしょう。

言うなれば、先ほどまでアクアリウムの中で繰り広げられていた「マボロシは打ち砕かれ」まさしく「自らの手で終わりにしよう」が成された瞬間だったのです。

 

あのステージは我々の想像を遥かに超えた壮絶なものでした。

アイドルとしての最大の武器であるはずの笑顔を封印し、髪を振り乱し汗を散らしガンガンに踊り倒すAqours。鬼気迫るような凄みを感じるほどに、圧倒的なパフォーマンスでした。

特に間奏パートのステージ後列でしゅかしゅーあいきゃん杏ちゃんの3名が披露したハードなダンスパートは、怒号にも似た歓声が上がるほど圧巻のキレで見る人の心を強く揺さぶったと思います。

恋アクのひらひらとした衣装のかわいらしさが打ち消されるほどに、彼女達自身の歌声とダンス、そして表情芝居の力のみで楽曲の世界観を見事に体現してみせたステージ。それはまさしく彼女達が「Next Step」へと踏み出した事を我々に印象付け、自分達の道を自分たちで切り開いて進んで行くのだという意志を刻み付けるものでした。

 

 

 

 

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【9】スリリング・ワンウェイ

 

続いて間髪入れずに畳み掛けてきた「スリリング・ワンウェイ」では、センターに構えた杏ちゃんの千歌ちゃん声での叫びで会場のボルテージが一気に急上昇。あの声の張り方は喉に相当な負担が掛かっているはずで、しかも「Daydream Warriors」の激しいパフォーマンスの後とは思えないほど、Aメロ歌い出しのソロパートを完璧にやってのけた杏ちゃん。鳥肌モノでした。

サビでは拳を上に突き上げる振りが印象的で、がむしゃらに未来に向かって突き進んでいくAqoursを象徴するような、パワフルなダンスに圧倒されました。

他の初披露の曲では地蔵と化していた私も、この曲ばかりはかつてロックキッズだった頃の血が騒ぎ拳を突き上げてコールを叫びに叫びましたね(サイリウムを振れよな)

そしてかねてよりずっと待ち望んでいたCメロ→間奏→からのBメロのソロパートでは、曜ちゃんの感じたーいだーけさあああああああ!!!!が見事に炸裂・・・

その声はガイシホールを突き抜けて名古屋上空へと到達し、更には大気圏を突破して永遠の輝きとなったのです。〜 fin.〜 ぐらいの感無量でした。

この瞬間、年始のAqoursニコ生でしゅかしゅーが今年の抱負として掲げていた「イケメン曜ちゃんを見せる」という誓いが見事に果たされたのです。

大事な事なのでもう一度言います、感無量でした。。

スカイブルーのサイリウムを両手に掲げたまま天を仰ぎ硬直していた私でしたが、その後の杏ちゃんの煽りを受けてアウトロで全力のコールができた事も血管切れそうなぐらい高まりましたし、まさに "生きる熱さを感じ"られたステージとなりました。

 

 

 

全世界の渡辺曜ちゃん推しが狂喜したこのパートは、Aqours渾身の可愛さ↔︎カッコ良さの両極端の振り幅を見せる事で、これまで我々が抱いていたAqours像を打ち壊し、Next Stepに踏み出した事を印象付けるには完璧な曲構成だったと思いますし、我々に対してそのメッセージを言葉ではなく"ライブ"で伝えてきた事に、彼女達の真の"強さ"を感じずにはいられませんでした。

 

 

 

 

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 【17】SKY JOURNEY

 

Aqoursちゃんの"強さ"を実感したのは「SKY JOURNEY」もそうでした。

私自身がSKY JOURNEYという曲が好きすぎるあまり、

こじらせたブログを上げてしまう程に思い入れがあるので補正はあるかもしれませんがライブでこの曲のイメージが一変した人は多いのではないでしょうか。

ドラムンベースのダンサブルなリズムに乗るのは、歌詞とメロディーの切ない世界観。この二面性を併せ持つ楽曲Aqoursちゃんがライブでどう表現するのか、私には全く想像がついていませんでした。

まさかあれほどまでにクール属性に突き抜けたカッコいいパフォーマンスになるとは・・・恐らく誰もが想像の遥か上を行かれて度肝を抜かれたはずです。

 

"SKY JOURNEYはライブで化けた" と言っても過言ではないと思いますし、さらに変化は曲の印象だけに止まらず歌詞の捉え方にまで及びます。

 

「勇気が伝われば大丈夫 そんな熱い想い君から 受け取った僕もいま熱いよ」

「そんな熱い想い君から 受け取るのは僕だけじゃない 世界も広く熱いよ」

の歌詞は、"想いを伝える側"と"想いを受け取る側"が存在して初めて成立します。

そのためCDなどの音源を通した間接的な関係性よりも、ライブで面と向かってキャスト↔︎ファンの図式が成立した時の方が、圧倒的にこの曲の真価が発揮されるのだと思います。

ライブという同じ時間と同じ空間を共有できる場だからこそ、直接的にお互いに熱い想いを伝え合い、受け取る事ができる。これこそがラブライブの根幹である"輝きの円環構造"の体現であり、ライブでしか成し得ないことだったと思います。

 

そして実際に観客はその熱を受け取ったはずです。

初日に現地でこの曲が披露された時、サビのパートで「胸に確かなもの持ってたら それだけで何とかなるって(Fuwa×4)」と、曲の世界観に合わない(と個人的には憤りを覚えた)コールが僅かに起こりましたが、2日目に披露された時には現地では(Fuwa×4)のコールは聞こえませんでした。(私の周りだけかもしれませんし、周りがやっていなかったからやめただけの可能性もありますが)

これは曲の世界観に興味がない人にも、少なからずライブで何かが伝わった結果なのではないか、と私は思っております。

(あとサビの部分で、しゅかしゅーがまるで突き放すような鋭い流し目をしていたのをご覧になりました?控えめに言ってもご褒美でした・・・クールしゅかしゅ・・・)

 

 

 

このパートでは「青空Jumping Heart」「SKY JOURNEY」そしてMCを挟んで「君のこころは輝いてるかい?」の3曲が用意されていました。

青空Jumping Heart」と「君のこころは輝いてるかい?」はこれまで最も多くライブで披露されている楽曲で現場で得ている経験値も高く、今やAqoursの鉄板の代表曲と呼べるシングル楽曲ですね。

その代表曲2曲に挟まれて初披露された「SKY JOURNEY」ですが、この曲はご存知の通り「HAPPY PARTY TRAIN」のカップリング曲です。Aqoursの代名詞的な2曲と並べて見ると、唐突にカップリング曲が差し込まれるのはバランスが悪いように思えませんか?

しかし実際にライブを体感した方ならお分かりかと思いますが、全くそんな事はなかった。むしろその2曲と同じ並びに置いても、全く引けを取らないほどのパワーがありましたね。

そもそもこの楽曲は、2ndシングルのセンター選挙の順位と逆の順番でソロパートが進行していく曲であり、そして曲の歌い出しと大サビ前のパートでは、順位が最下位であったルビィちゃんがセンターを務めています。

つまり。この曲でAqoursが提示してきたものとは"大切なものは目には見えない"という事ではないかと私は思います。

センターが誰であろうと、順位が何位であろうと関係無い。今のAqoursの9人であれば、どんな形であってもこれだけの強さを発揮できる、という事を見せ付けてくれたのではないでしょうか。

1stライブのテーマであった「Step ZERO to ONE」の延長上で、目に見える数字ではなく"内なる輝き"を証明してくれたように私は感じました。

 

しかも「青空Jumping Heart」前の映像パートでは、Aqoursキャストがこれまで見た事のないような真剣な表情でダンスリハに打ち込む姿を我々は目撃してしまいます。

あの映像を見た後での「青空Jumping Heart」の彼女達の笑顔には、その裏に積み重ねてきた努力を垣間見ずにはいられませんでしたし、「SKY JOURNEY」では堂々とセンターでクールなパフォーマンスするルビィちゃん(実際には降幡さんですが、ルビィちゃんにしか見えなかった)の格好いい姿に誰もが胸を打たれたはずです。

 

 

 

 

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【18】君のこころは輝いてるかい? 

 

そして最後に用意されていた「君のこころは輝いてるかい?」に関しては言うまでも無いでしょう。

彼女達がAqoursとしてファンの前で初めてライブを披露した楽曲。初披露の時には1曲をやりきる事で精一杯で、ライブ後には息を切らしていましたね。

ところがこの公演では、セットリストの最後という体力的に最もキツいのパートで披露されたにも関わらず、キラキラ輝く笑顔とキレのあるパフォーマンスを見せてくれた上に、曲が終わっても肩で息をする事すらなく、堂々とした姿でステージに立つ彼女達の姿がそこにありました。

その姿を見れば彼女たちが「Next Step」に踏み出したという事は、これまでの彼女達の軌跡を追ってきた私たちの目には明らかでしたね。

 

つまり、このパートは「青空Jumping Heart」「SKY JOURNEY」「君のこころは輝いてるかい?」の3曲を通して "成長したAqours"の部分にスポットを当てて明確に「Next Step」を我々に提示する、という意味で完璧なセットリストであったと私は捉えています。

 

更にこのパートの真意は、Aqoursが実力通りのパフォーマンスを発揮しなければ我々には伝えらないものでした。現場には事故やハプニングが付き物です。そのリスクを承知の上でこのセットリストを組むとは、なんというスリリング・ウンエイ。

彼女達を絶対的に信頼した上で、万全のサポート体制無しには有り得ない事だったのではないでしょうか。いいから運営をすこれ。

 

余談ですが、2日目では君ここ披露前のMCに杏ちゃんとすわわの姿がありませんでした。何かのトラブルがあったのではないかと心配した人も多かったのではないかと思いますが、恐らく万全の体制でこの曲を披露する為のケアをしていたのではないか と想像しています(サポート体制が整っているようだな とここで推測しました)。

杏ちゃんはその素振りこそ全く見せませんでしたが、2日目は喉のコンディションが好調ではなかったと思いますし、すわわは喉を痛めてしまっていた事が後で明かされました。

しかし観客に心配を掛けない為でしょうか、MCは何事もなく進行し、MCの途中で戻ってきたふたりを他の6人は一切気遣う素振りすら見せませんでした。そこに強くなった彼女達の絆、チームワークを感じましたね。

(杏ちゃんがステージ上に戻ってきた際、しゅかしゅーがサッと彼女にタオルと水を手渡していました。自分の分よりも先に、です。杏ちゃんもノールックで当たり前のように受け取っており、その様子からは2人の築き上げてきた絆の強さが伺えましたし、アスリート的な信頼関係すら感じた事も併せてお伝えいたします。)

 

 

 

そしてアンコール・ムービーを挟んでのアンコールパートに入ります。

 

 

 

 

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【19 (EN1) 】サンシャインぴっかぴか音頭

 

「サンシャインぴっかぴか音頭」では中央のステージに登場した彼女達の中心で、なんと杏ちゃんが太鼓を演奏するパフォーマンスが。彼女は名古屋公演初日ではCyalon!の「近未来ハッピーエンド」で旗演舞を披露していますが、更に太鼓まで・・・

彼女の新しい事にどんどん挑戦していく姿勢が、本当にカッコ良くて。その背中にはリーダーとしての重荷が背負われているはずなのに、それを物ともせずに自らも前に進んでいく姿。胸が熱くならないはずがないんですよね。

 

正面のステージからは、なんとサプライズゲストとして「うちっちー」が登場しましたが、特に話す事はありません。アイツはいつもしゅかしゅーと仲良くしてるのでダメです。許すつもりはありません。

 

 

 

 

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【20 (EN2)】太陽を追いかけろ!

 

この公演を締めくくる最後の最後の曲が、まさかのこの曲だとわかった時の衝撃といったら。

 

ステージ中央で背筋をピンと伸ばして立つ杏ちゃん。

手を宙にかざし、あの元気な声で「Aqours!集合ーー!」

慌てた様子の大げさなリアクションで集合する8人、わちゃわちゃしながら「番号!!いち!にー!さん!よん!ごー!ろく!...」とカウントアップが始まり息つく間も無く

きゅー!\じゅー!/OK?Let's Go Sunshine!!」

 

 

 

この曲を歌いながらAqoursちゃんはトロッコで会場中を回ってくれましたが、彼女達の全力を出し尽くしての満開の笑顔を見ていると不思議と「あぁ、もうライブが終わっちゃうのか・・・」という寂しい気持ちには全くならなかったんです。

(「野蛮なえがおで切り抜けよう」の部分ををきんぐが歌っている裏で、ステージ上でしゅかしゅーはHPTのダイヤ様みたいに、両手の人差し指でほっぺをさしながら笑顔全開ではしゃいでおりました。ありえん可愛い。ほんまにしんどい。)

 

むしろその瞬間があまりに楽しくて仕方が無かったですし、楽しみぎるあまり記憶が残っていないんですよね。「Aqoursちゃん、マジで強すぎた・・・あっぱれですわ、最高オブ最高です」ぐらいの晴れやかな気持ちだった事だけが、やけに心に残っています。

 

終演後の観客のテンションと表情を見れば一目瞭然だったのですが、会場中みんな同じ気持ちだったんじゃないかと。1stの終演後とは全ッッ然違う開放的な雰囲気でしたからね。Aqoursのライブ史上"最強"の幸せ空間だった事は断言できます。

 

 

 

 

 

 

さて。この長い記事をここまでお読み頂いたあなたは、間違いなく"ラブライブ!サンシャイン!!に真剣"な方だとお見受けいたします。

であれば、この曲の「10!」のコールに関しては何か思う事があるのではないでしょうか。

我々にとって「10!」のコールとは一体何だったのでしょうか?

 

 

 

ここで一旦このステージから離れて、「10!」のコールを巡るAqoursのこれまでの軌跡を振り返ってみたいと思います。

 

 

まずアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」では、Aqoursは13話の「MIRAI CHICKET」歌唱前の点呼で、観客席からの「10!」のコールを受けた時に初めて"輝き"が呼応する瞬間を迎え、そしてあのステージで彼女達自身の本当の"輝き"を手にしました。

 

対して現実に存在するAqoursは、2月25日に行われた1st LIVEでアニメ本編の流れを汲んだセットリストの中で「MIRAI CHICKET」を披露し、横浜アリーナで初めて観客からの「10!」のコールを受けました。

 

1stライブの時点での我々にとっての「10!」のコールとは、アニメ13話を模したステージで「MIRAI CHICKET」を披露する彼女達の輝きを現実にする為であり、またアニメ13話を現実のものとして体現する為であり、また13話を完全再現する為であったと思います。

我々にとってのこの部分の捉え方は人によって違うでしょうが、"彼女達にとってはどうだったのか"という事に注目してみます。

 

1stライブの「10!」のコールで彼女達が感じたものは、ラブライブ!サンシャイン!!というアニメの"物語の力"であり、また我々ファンとの信頼関係の再確認だったはずです。

1stライブではアニメの物語が彼女達を引っ張り、その中で現実のAqoursが彼女達自身の輝きを放つ、という意味での「Step ZERO to ONE」だったと思います。

つまり1st ライブでの「10!」のコールとは、アニメの物語の延長上に用意されていた筋書きによって起きたものであり、言うなれば彼女達の処女航海の海図には、初めから「10!」のコールの座標が記されていたのです。

 

対する2ndツアーはどうでしょうか。

 

アニメ13話の東海地区予選の舞台となった名古屋ガイシホールでの公演。我々はずっと「MIRAI CHICKET」が来るのを待ち受けていました。ところが蓋を開けてみれば我々の予想を見事に裏切られましたね。

更にアニメの劇中歌も1曲もセットリストに入れず、完全に"アニメの物語の力"からの脱却を果たしたAqours

そしてライブの最後に披露された「太陽を追いかけろ!」ではCD音源には入っていない「10!」のコールが起きました。

 

これこそが現実に存在するAqoursが"中の人"ではなく、初めて"物語の主人公"として「10!」のコールを受け取った瞬間だと思いますし、その意味では彼女達にも私たちにとっても、「太陽を追いかけろ!」こそが実質的にアニメ13話における「MIRAI CHICKET」的な役割を果たしたのではないかと思います。

彼女達が最初に手にしたオリジナルの輝きが、奇しくもアニメと同じ名古屋ガイシホールであったという点はとても感慨深いですね。筋書きが出来すぎじゃないでしょうか。

 

 

脱線ですが「太陽を追いかけろ!」の歌詞にはちょっとした矛盾があると思っておりまして、少しその話を。

曲のラストに「そうキミとのマーチング・マーチが響き渡るよ」という歌詞がある事から見て、この曲はAqoursと"キミ"である私たちのマーチング・マーチの曲であると捉える事ができます。

しかしイントロの点呼のパートは「9!」までのカウントアップで終わっています。

つまり、この曲は実はライブで観客が「10!」のコールをした時点で初めて完成する曲だったのではないかな、なんて捉えてます。畑亜貴先生の真意はわかんないけどね。

あの時会場のステージのスクリーンにも、点呼の号令に併せてカウントアップの数字が映し出されていましたが、「10」の数字が2日目にはあったようです。でも名古屋初日での証言が私のTLでは得られなかったので、初日は無かったんじゃないかな、って私は思ってます。

 

 

 

 

今公演はオープニングのムービーからラストの曲の「太陽を追いかけろ!」に至るまで、1stライブ以前と以後の明確な差別化を一貫して見せる、という主軸が一切ブレない構成である一方で、Aqoursとしての彼女達の気持ちは「君のこころは輝いてるかい?」の初披露の時から変わっていない、という事がMCで確認できた事が何より心に響いた方は多いのではないでしょうか。

「始まったときのときめきずっと大事にね」を彼女達が大切にしてくれている事、それこそがAqoursの9人の輝きが私たちを惹き付けてやまない理由のひとつかもしれません。

 

  

脱線が過ぎました、HAPPY PARTY TRAIN TOURだけに。

 

 

 

そろそろ名古屋ガイシホール公演のセットリストのまとめに入ります。

 

 

 

 

HAPPY PARTY TRAIN」で宇宙に飛び出して

「届かない星だとしても」手を伸ばして

「少女以上の恋がしたい」で少しだけ背伸びして

恋になりたいAQUARIUM」でファンタジーに憧れて

「Daydream Warrior」でマボロシは打ち砕かれ

「スリリング・ワンウェイ」でそれでも前に突き進み

青空Jumping Heart」で無謀な未来に飛び出し

「SKY JOURNEY」で初めて自らの迷いと向き合い

君のこころは輝いてるかい?」でそれでも立ち上がり

「太陽を追いかけろ!」で明日への希望を胸に前進する

 

 

 

 

これが私がこのライブを受けて、セットリストの意味を考察した結論です。

こうしてセットリストを並べてみると、ライブの流れを通してAqoursの成長物語が感じられる構成になっているように思います。

1stライブが"まだ何者でもない彼女達の大海原への船出"という"若さゆえの無謀さ"が前面に押し出されたものであったとするならば、2ndツアーは"世界を知り少し大人になった彼女達の旅"とでも言えましょうか。

これまではひたすら前進するエネルギーだけで突っ走ってきた彼女達ですが、2ndツアーでは"恋に憧れて少し背伸びをする"楽曲があったり、"幼い憧れからの挫折"を経験したり、"人生という道に迷ったり"と、以前よりちょっぴり大人になった彼女達の一面が見られる構成になっています。

こうして楽曲の世界観を踏まえると、組まれたセットリストからも「Next Step」を感じさせる構成になっているんです。率直に言って今ツアー、非の打ち所がありません。

 

何と言っても「HAPPY PARTY TRAIN」で始まり、最後の曲の「太陽を追いかけろ!」で再出発する所が、この公演が単発のワンマンではなく"ツアー"である事を踏まえると出来すぎているぐらいです。

 

アンコール前のアニメ映像を思い出してみて下さい。

名古屋公演で受け取ったみんなの"想い"を燃料にして、HAPPY PARTY TRAINは神戸公演へと進んで出発します。

あいきゃんがラストのMCやツイッターでも話してくれたように、

 

 

HAPPY PARTY TRAINは10両目に「みんな」を乗せて旅立ちます。

 

 

「太陽を追いかけろ!」で「10!」のコールを叫んだ私たちの

「想いを乗せて」

HAPPY PARTY TRAIN to go!」

「あしたが呼んでる僕たちを」

「期待でかがやく瞳なら見えるよ」

「遠い駅できっと何かが待ってるね」

 

 

 

という事なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

この旅の物語こそが「新しいみんなで叶える物語」そのものだと思います

だからどうか皆さん、全速前進で駆け抜けて下さい

私は残念ながら、次の停車駅の景色を見る事はできません

 

ですので

 

この記事の続きは「みんな」に託させて頂きます 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR 神戸メットライフドーム公演

1HAPPY PARTY TRAIN

 

 

 

COMING SOON...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後にひとつだけ、こぼれ話を。

2日目最後のすわわのMCの話をします。

彼女の口から語られたのは、実は過度な練習で喉を傷めてしまっていた事、たくさん練習を重ねて来たのに本来のパフォーマンスができず申し訳なく思う事、そして次の神戸公演では完成度の高い「HAPPY PARTY TRAIN」のライブパフォーマンスを見せる、といった内容でした。

彼女はいつものあっけらかんとした笑顔で語っていましたが、その目には今にもこぼれ落ちそうな涙を浮かべていましたね。最後までよく泣かずに耐えたと思います。

 

ただ、普通のアーティストのライブであれば「次があるから、次のライブは頑張るよ」みたいな事を言おうものなら「は?じゃあ今日にしか参加できない俺たちはどうなるの?」って人たちが荒れる展開になるはずです。

幸いにも私のTLにはそんな不毛な事を言う人はいませんでしたが、一応そういった考えで楽しいライブに嫌な気持ちを残してしまった人もいるかもしれないので、蛇足かとは思いますが一応思う事を書かせて頂きます。

 

あの日、すわわは"諏訪ななか"ではなく"松浦果南"としてステージに立っていたんですよね。果南ちゃんは言うまでもなく、すれ違いから大切な仲間との2年間という、高校生活の中ではあまりに長すぎる時間を失ってしまった人物です。その松浦果南という人物としてステージに立とう努力してきた人が、"いま"という時間の大切さを知らないはずがないですよね。

その上で名古屋公演の2日間で本来のパフォーマンスができなかった事を語っても尚、いつもの調子で笑顔で次の公演の事を話したのは、彼女が"松浦果南"としてあの場に立っていたからです。

 

アニメ1期では過去に囚われたまま時間が止まってしまっていた彼女は、8話「未熟DREAMER」でようやく"今"と向き合い、前を向く事ができましたね。

HPTのMVでは、彼女はひとり旅の中で幼少期の頃の自分自身と出会い、そして過去からの展望で"いま"の自分を見つめ直して現在の自分と、未来の自分を肯定できるまでに至ります。

そして最新シングルの「夏の終わりの雨音が。」では過ぎ去ってしまった時間と別れと向き合う葛藤に苦しみつつも、曲の最後のセリフでは「さぁ、上を向いて...明日の事を考えようか。」と過去を受け入れて未来を見つめようとします。

 

つまり、そういう事です。松浦果南としてあのステージに立っている以上、すわわにはあのMC以外の選択肢は無かったはずです。

そんなのね、1番悔しくて1番辛かったのはすわわ本人に決まってるんですよ。

でもあそこで泣いてしまったら松浦果南じゃあないんですよね。だから、そういう意味で「よく耐えたな、プロ根性見せたな」って思ったんです。その姿には胸に来るものがありました。

私はそれらの全てを美談で片付けたいと思っているわけではないですし、彼女のこの日までの努力とプロとしての誇りに対して敬意を持っておりますので、起きた事は起きた事として受け止めようと思っています。

でも、それ以上に彼女自身が繰り出すリアルな「ラブライブ!」を見せられてしまったので、もはや彼女が万全の状態で次の駅に向かえるよう神に祈る他ありません。

 

彼女は「次のステージでは、完璧な「HAPPY PARTY TRAIN」をみんなに見せたい」という内容のお話をされていましたが、極論を言えばそれよりもっと見たいものがあります。

彼女自身が納得できて、そして観客も最高の笑顔になる「HAPPY PARTY TRAIN」を披露して、すわわと果南ちゃんが最高の笑顔になる瞬間。それこそが本当に見たいものなんです。当然ですよね。

 

ま、言うて神戸公演の輝きは見届けられないので「みんな」に託すしかないんですけれども。

 

 

 

どうかこのツアーが、この先大きなトラブルも無く、Aqours9人揃って健康で、"みんな" が楽しいライブになりますように。

 

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 ※8/21追記

事情があり奇跡的に、神戸公演LVは高槻かなこさんのMC終わりから参加させて頂きました。

私が心の底から見たいと願った、すわわの"輝きがこころから溢れ出すような"笑顔だけは見届ける事ができました。

そして「太陽を追いかけろ!」では「10!」のコールに対して、杏ちゃんがそのアンサーを示してくれましたね。

もはや何も言うことはありません。

 

 次は埼玉であっせかっくぞーっ⚓!!

SKY JOURNEY ~星の王子さま とラブライブ!サンシャイン!!の繋がりを探る旅~

「どこから来たの?」

「ずっと遠くから!」

答えてるようで答えてない

君はまるで僕の知らない世界にいたと

思わせる溜息の色

 

 

 

このSKY JOUNEYの歌い出しに、不思議な郷愁を覚えた人は少なくないのではないでしょうか?

私はこの懐かしさの源が子供の頃に読んだ児童書の「星の王子さま」にある事に気付き、心の原風景を訪ねる記憶の旅をして来ました。

このブログが「ラブライブ!サンシャイン!!」と「星の王子さま」の世界観を繋ぐ架け橋になれば幸いです。

 

 

 

 

 

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ラブライブ!サンシャイン!!は「星の王子さま」と不思議な縁があるんです・・・とは言え、あまりに唐突で誰得の組み合わせやねんと思われるかもしれません。

ですので、ざっくりと時系列に沿ってこの作品とサ!との接点をご紹介します。 

 

 

 

 

 

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まずこちらが梨子ちゃんの初期設定のプロフィールですね。

公野櫻子先生の原案に、星の王子さまに出てくる有名な台詞が登場しています。

 

ー 心の目で見なければものごとはよく見ることができない、肝心なことはいつも目に見えないんだ ー

 

こちらは訳者によって言い回しが異なるので、「大切なものは目には見えない」の言い回しの方が覚えがある人は多いかもしれません。

星の王子さまに出てくる登場人物である「キツネ」が「王子さま」に贈った言葉です。

 

 

 

 

 

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続いてこちらが、アニメ放送前に室田雄平氏が描かれた花丸ちゃんですね。

右手で背表紙に手を掛けた本のタイトルは「惑星の王さま」ですが、どう見ても星の王子さまのオマージュである事は明らかです。

「本の中には人生がいっぱい詰まってる」という文は、星の王子さまが人生をテーマにした話である、という事からの文脈と読み取れない事もないかと。室田氏が図書館と花丸ちゃん、という題材のイラストにこの本を登場させた経緯が気になります。 

 

  

 

 

 

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更にスクフェスのストーリーでもこんなシーンが登場しています。

G'sとスクフェスは別の世界線にある事は言うまでもありませんが、メディアを跨いでも花丸ちゃんと星の王子さまに接点がある事は見逃せません。

「斜陽」は太宰治が安田屋旅館で執筆した事で縁がありますし、星の王子さまも彼女たちと縁がある作品の位置付けで登場していると思われます。

 

 

 

 

 

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G's初期の設定はアニメの設定とは異なりますが、アニメ2話でも幼少期の梨子ちゃんがピアノを弾いている回想シーンで「だってピアノ弾いてると、空飛んでるみたいなの。自分がキラキラになるの、お星様みたいに!」という台詞が出てきますね。彼女にとっての"輝き"の原風景に、ピアノと並んで星のきらめきがキーワードとして登場しています。

 

 

 

 

 

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こちらは4話のアバン、花丸ちゃんの語りから始まる回想シーンです。

「本を読むのが、大好きになっていった。図書館はいつしか まるの居場所となり、そこで読む本の中で、いつも空想を膨らませていた。」の"空想を膨らませていた"の部分の、花丸ちゃんの背景が壮大な宇宙の景色ですね。

彼女にとっての「本の中の世界」の象徴として宇宙が登場しています。

 

 

 

 

  

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同じく4話です。ルビィちゃんの回想シーンでおねぃちゃぁとμ'sに扮して遊んでいる、この上なく頬が緩んでしまうシーンですね。「私は断然エリーチカ!」と嬉しそうに語るダイヤ様に対して「私は花陽ちゃんかな」って返すルビィちゃんですが

 

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その立ち位置、にこちゃんなんですよね。お姉ちゃんに合わせてあげてるルビィちゃん、お姉ちゃん想いのいい子ですね。めっちゃ可愛いですね。

もちろんこの曲は「Dancing stars on me!」はい、星です。(ゴリ押し)

 

 

 

 

 

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まだまだ4話いきます、花丸ちゃんがひとり階段の道を引き返しながら語るモノローグのシーンです。彼女がずっと抱えていたルビィちゃんへの想いが語られます。

「中に詰まっているいっぱいの光を、世界の隅々まで照らせるようなその輝きを、大空に放ってあげたかった。それがまるの夢だった。」

この想いこそが"夢で夜空を照らしたい"の歌詞に繋がっていくわけですが(脱線)言い方を変えれば、ルビィちゃんのこころの輝きを、夜空に輝く星のように自由に放ってあげたかった、というようなニュアンスだと思います。

 

 

 

 

 

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そしてご覧の通り、凛ちゃんです。

4話では冒頭から一貫して「星空」が「輝き」の象徴として扱われているんですね。

それはこの物語の語り手である、花丸ちゃんの心の原風景には夜空に輝く星空があるからだと思われます。そしてその憧憬は、本の世界から来ている。。

この仮説には何ら根拠がないので、仮定の上に仮定を重ねた空想論になってしまいますが、もしかしたら彼女に影響を与えた物語が「星の王子さま」であり、その世界観をベースにしていたら素敵だな。ぐらいに思っています。

 

 

 

 

 

さて、前置きが長くなりましたが本題に入らせて頂きます。

 

「SKY JOURNEY」は「星の王子さま」のオマージュではないか という説を私は提唱したいのです。

 

暴論だと思われるでしょうが、ブラウザを閉じずにとりあえず話を聞いて欲しい。

「SKY JOURNEY」は言わずもがなHAPPY PARTY TRAIN」のカップリング曲ですね。

松浦果南ちゃんがセンターを務めるHAPPY PARTY TRAINは、MVでは汽車に乗ったAqoursちゃんが敷かれたレールの上から飛び出して、まだ誰も見た事のない景色へ、宇宙へと旅立つ。そしてその世界観の延長上で松浦果南ちゃんが描く物語がSKY JOURNEY。だと私は解釈しております。果南ちゃんの趣味はダイビングと"天体観測"ですしね。

 

 

 

で、星の王子さまって何なん。って思ってる方がこのブログをここまで読んでくれるとは思えませんが、ここから先はこの本を読んだ事がある人にしか解らないお話となっております。ですので、少しでも興味を持たれた方は是非一度、この本をお手に取ってご覧頂ければと思います。  

 

 

 

 

 それでは、星の王子さま のあらすじを復習の意味も含めてざっくり解説します。

 

 

 

地球から遠く離れた宇宙の果てに、小さな小さな星がありました。

その星で一輪のバラの花と一緒に暮らしている宇宙人、それが星の王子さまです。

バラの花は王子さまの恋人でしたが、プライドが高くわがままなバラの花のことが嫌になってしまい、彼は故郷の星を捨てて逃げ出したのです。

王子さまは行く当てもなく宇宙の星々をひとり旅して、色んな人との出会いを経て、やがて遠く離れた地球に辿り着きます。

そして王子さまが初めて出会った地球人が主人公です。

実は、王子さまは主人公ではありません。物語の語り手となる「ぼく」が主人公です。

王子さまと主人公は心の交流を経て、やがてふたりは本当の友達になります。

しかし、王子さまは自分の故郷の星に帰らなければなりません。

長い旅のなかで、王子さまは故郷の星に恋人を置き去りにした事を後悔するようになったからです。

そして、王子さまは友達になった地球人に別れを告げ、星にかえります。

 

 

 

 

 

何となく話の大筋は思い出せましたでしょうか?

では、SKY JOURNEYの歌詞と照らし合わせて星の王子さま要素を探っていきます。

 

 

 

 

どこから来たの?

ずっと遠くから!

答えてるようで答えてない

君はまるで僕の知らない世界にいたと

思わせる溜息の色

 

この歌い出しの部分は、王子さまと主人公である地球人の出会いのシーンを彷彿とさせるやり取りですね。宇宙の果てから地球に来た王子さまは、話の通じない主人公に対して最初は溜息混じりに投げやりな態度をとっていました。

 

 

 

きっと切ない誓いがあったのだろう

でも笑顔で明日を歌う声

 

王子さまは故郷の星に、この世界でただひとりの大切な恋人を置き去りにしてきてしまいました。王子さまは別れ際に「幸せになりなさい」という言葉を恋人から受け取っています。この歌詞はこの部分を指しているのではないかと。

 

 

 

胸に確かなもの持ってたら

それだけでなんとかなるって

なぜ優しく語れるのだろう?

勇気が欲しいのは誰でも

感じてる事だと知ってるよ

だけど人は迷いたがるね

 

この「胸に確かなもの持ってたら それだけでなんとかなるって」の部分こそが、星の王子さまという作品の重要なキーワードにあたります。物語のラストシーン、王子さまが主人公に向けて言った「君が見上げた空の星々の中のひとつに僕が住む星があるって思えば、君にとってその景色は幸せなものになるんだ」の部分です。(この考え方はGALAXY HidE and SeeKの"それだけで私はこの星の事がとっても好きになれるみたい"と本質的には同義ですね)(脱線)

だけど人は迷いたがるね の部分は、王子さまが主人公と別れて地球から旅立つ間際に葛藤しているシーンにあたります。

 

 

 

明確に影響を受けている と思われるシーンを説明できるのは1番の歌詞のみですが、一度でもこの作品に触れた事のある人ならば恐らく「一理あるな」と思って貰えるであろう程度には、テーマとなっている部分の根幹が同じなんです。

何を言ってるのか全くお分かり頂けていないかと思いますが、この言葉で記事を締めたいと思います。

 

 

 

 

 

星の王子さま を読んで下さい。」

 

 

 

 

ちなみに、GALAXY HidE and SeeKは王子さまの恋人の目線のアンサーソング って解釈もできるよ、同じ銀河が舞台かもしれない。

 

駄文長文お付き合い頂きありがとうございました。

 

あきのがコスプレ(女装)に初挑戦してみた話

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  私、コスプレ興味無しマンだったんですよ。

 

他人がコスしてんの見てニタニタしてるぐらいでいいや〜ぐらいの距離感でしたので、そういうのは自分とは違う世界の人がやるもんだと思ってましたよ。

 は?じゃあなんで??しかも女装って、どういう事なの。ってなると思うんですけど。

アニクラのイベントに参加してるうちに、コスプレって意外と楽しそうだな〜ちょっと羨ましいな〜って思い始めて。でも自分の容姿には相当なコンプレックスがあって、鏡を見る事すらストレス半端ないレベルなので、生半可な事やってキャラクターを汚す事はできねぇよなぁって思ってたんです。

 

 

 

そんなある日、たまたま自分のウェスト寸法を測る機会がありまして。W60という驚愕の数字が発覚したんですけど。「この数字、見覚えあんな・・・🔮」と思ってwikiってみたら案の定、推しのキャラクターと同じ数字である事が判明したんですね。

 

 

あれ?これってもしかして・・・スピリチュアルなんやない??

 

 

カードがウチにそう告げまして推しの誕生月にコスプレのクラブイベントがある事もあり、やってみようかな🃏と。

仲の良いフォロワーさんの「自分に自信なかったけど、コスプレで推しのキャラやってみたら自分に自信が持てるようになった😈」ってエピソードとか、衣装に初めて袖を通した瞬間に「○○○に、なった・・・✨」ってこころが輝いたエピソードを聞いていて、それが自分の背中を押した事もあります。自分を好きになれるチャンスかもって。

 

以前からお世話になっていたレイヤーのフォロワーさんに「あきのさんもやってみましょうよ╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮衣装貸しますよー(暗黒微笑)」ってお誘いも頂いていたので、ご厚意に甘んじて全面的にプロデュースして頂きました。

 

 

 

 

 

 

まず、お借りする衣装を選ぶ所からスタート。

 

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この16種類の中から選んで良いですよ〜という至れる尽くせりでしたので(神かよ)

①自分の体型を生かせるウェストに絞りが入ったデザイン

②肌の露出が少ない

③かわいい

の観点から衣装を決めました。

更にお借りするウィッグも選ばせて貰えたのですが、正直ウィッグとか良し悪しが全くわからなし。なんとなくウィッグ独特の光沢感に苦手意識があったので、髪の質感がマットなタイプに決めました。

 

その方に女装コスに何を用意すれば良いのか、イチから教えて頂いたのですがメイクだけは自力でできる気がせず・・・ナメクサですが、顔も全面的に作って頂くようお願いしました。厚顔無恥とはまさにこの事である。

 

 

さて、自宅でこっそりと衣装合わせをしてみたのですが、この時ばかりは人生で初めてガリガリ体型で良かったと思いましたね。とりあえずサイズの問題はクリア!

 

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ここからは自力で装備品を集める事になります。

 

 

 

 

 

 

とりあえず、まずおっぱいを作る事にしました。

バスト90センチのキャラクターなのでメガ盛りにする必要があります。とりあえずブラを買って詰め物すればいいんでしょ?と考えるも

今までの人生で、ブラジャー着けた事無し。

サイズもわからなし。なので職場の女の先輩にメジャーで胸周りの寸法を測ってもらい、しまむらで安く買えるよ!との情報提供を受けて買いに行く事にしました。

だがちょっと待って欲しい・・・男ひとりで女性用下着を物色するのは、もしかして不審過ぎるのではないだろうか。

彼女とかいないし、困った。

 

いろいろ葛藤はありましたが、とりあえず職場の後輩女子をしまむらに召喚。

 

 

 

以下、しまむらでの会話

 

「あきのさん、買い物に付き合って欲しいって。なに買うんですか?」

「・・・あの、ブラを」

「  は  ?  」

だから、ブラジャーを、買いたくて。自分用の(小声)

「・・・ イ チ か ら 全 部 説 明 し て も ら え ま す ? 」

 

その時の後輩はですね、今まで見た事もないような "軽蔑の表情" で私を見ていましたね。でもサイズの見方とかわかんなかったんで、結局選んでもらいました。ブラと引き換えに大切なもん失ったなー (遠い目)

 

 

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 不織布に綿を詰めてクッションを作り、適当に縫い付けておっぱい完成。

 

まじでふわっふわの触り心地のができました!自信作です!!

のんたんはわしわしするキャラなのに、コスした時はわしわしされまくりでした。男達に偽乳をわしわしされるのは、何とも言えない複雑な心境だった事だけ、ご報告いたします。

 

 

 

 

 

次の課題はカラコンでした。

そもそもコンタクト自体つけた事が無いので、練習で入れてみようとするも、なかなか入らない。眼に異物を入れるの怖すぎワロタ・・・

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とりあえずこの状態で半日ほど仕事してみましたが、SF感が半端ないので流石にやめました。発色しゅごい

 

 

 

 

あとはニーソ、ストッキング、つけま、靴、ヤマト糊、等を揃えて

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 リボンを縫い付けるなどし、

 

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 ソールを塗装してインヒールを入れるなどし

 

装備品のパーツは完成するも

 

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 問題はこれなー・・・

ウィッグの扱い方、まるでわからなし。

フォロワーさんに助言を頂いたりもしましたが、やはり初心者にはロングウィッグは難易度ハードでしたね。スタイリングは全然うまくできませんでした

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで本番前日を迎え、最後の大事なミッションが待ち受けていました。

 

 

そう・・・ムダ毛を・・・全て・・・駆逐する!!!!

 

顔のヒゲは全て毛抜きで抜いてみましたが、想像を絶するしんどい作業でした。これが本当にだめ。ほとんど拷問。半泣きで1時間以上ヒゲを抜き続ける、二度とやりたくないレベル。

あとは手と腕と脇、脚と全部カミソリで駆逐しましたが、これもまぁお察し頂ければと・・・脇は剃るの難しいんですね、うっかりやってキレてしまいつらみでした・・・あと太ももの裏とか膝のあたりとかも難しい。これも余裕で1時間以上かかりましたね。

 

 

 

結局その日はほとんど徹夜になってしまい、レイヤーさん界隈で出てくる「徹夜」とか「修羅場」とかいう単語の意味が少しわかったような気がしました。衣装から作ってる人たち、マジ何者だよ・・・

 

 

 

 

 

 

そしてついに本番を迎えまして。コスプレメイクの達人に顔は製作して頂いたのですが、想像してたより遥かに大変そうでした。やけに行程が多くて、テクニックも必要で、軽はずみに頼んだ事を申し訳なく思いました。

そしてよくわからん謎の用語と、よくわからん謎の道具が当たり前に飛び交う男子更衣室、マジで異空間かと思いました。男性レイヤーの人たち、なんでみんな当たり前のようにメイクできるんだよ・・・って思ったけど、ぜんぶ努力と研究の成果なんですよね、感服いたしました。あの人たち本当すげーよ。

 

あとやっぱ思ったのが、メイクの力って本当に半端じゃ無いですね。メイク終わって鏡見た瞬間、見慣れない顔が映ってた衝撃は凄かったです。あれはめっちゃ感動しました。

 

 

そんで装備完了!いざ出陣っつって出て行ったんですけど、普段顔合わせてるオタクが突然女装して現れたら普通に引くんじゃねーかなーって思ったら、みんな「かわいいよ!」とか「似合ってるよ!」って言ってくれたので、オタク、まじあったけぇよ・・・ってなりましたね。これ、社交辞令でも何でも嬉しいので、かわいいってちやほやしてもらえるのは大変良きでした。なので皆様、レイヤーさんを見たら迷わず褒めちぎってあげる事を全力で推奨します。多分ね、その瞬間の為にレイヤーさんは己の全てを賭けてるんじゃねーかな って気がしたから。

それから、あなたの身の回りのオタクが突然コスプレを始めたとしても、温かい目で見守ってあげて欲しいと思いました。オタクはだいたい繊細な生き物なので、コレジャナイって思っても褒めてあげて欲しい。オッサンからの切なるお願いです。頼む。

 

 

 

 

 

ってな感じで、大変貴重な経験をたくさん初体験できて、とても良い経験になった初コス挑戦でした。個人的にはめっちゃ楽しかったので、皆様も機会があればやってみて損はないんじゃないかと思います。めっちゃ大変だけど。

メイクとかムダ毛の処理とかの手間考えると女の人って、日常でこんなのやってるのやべーなってリスペクト沸きますし、経験してみて初めてわかる事ばかりでした。

 

 

 

個人的には今回の挑戦で、自分の事を少しだけ好きになれたかな って思えたのが1番良かったって思っていて。普段の自分とは違う自分になれる、っていうのは素敵な事だと思うし、普段の日常には存在しない自分がいても良い、っていうのは自分への可能性が開ける事に繋がるんじゃないかと思います。

 

 

自分が好きなキャラクターになり切る事は、投影でありある意味倒錯なんだけど、憧れの存在に少しでも近づける事ってやっぱり幸せな事だと思う。それもまた愛情表現のひとつだと思うし、その事で自分自身がキャラクターに向ける愛情が報われるなら、救いがあるように思うんですよね。

 

 

無駄に長くなりましたが、ひと言で言うと楽しかったです。またコスやるかはわからんけど。

 

アニソン超新星はイケてる大人が全力で面白い事やってくれるコスプレクラブイベントなんだけど、参加者もみんなあったかくて、オタクが抱えてる行き場のない愛を受け入れてくれる空間だから、思い切って新しい事に挑戦するには良いイベントです。

 最後に、わたしの望みを叶えてくれた しゃすおさん、協力してくれた ししゃさん、本当にありがとうございました。今宵は一夜限り二度とはないPassion!なんすよね。

ブラックダイスの話

4月21日に伊波杏樹さん主演の舞台「ブラックダイス」を観劇してきました。

 

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なにをやってもうまくいかない運が悪い女。そんな彼女の前に現れた百戦錬磨の詐欺師。

「お前と母親を捨てた父親から金を奪うんだ」彼女には生まれてから一度もあった事のない父親がいた。

負けっぱなしの女が人生を賭けた大勝負に挑む。人生の逆転劇はあるか!?

2014年、大好評だった「グッバイジョーカー」をベースに物語を再構築。

 

 

 

記憶が新しいうちに記しておこうと思います。

私は舞台というもの自体、10代の頃に学校行事で見た事がある程度で予備知識はゼロでしたが、Aqours 1st LIVEでの伊波杏樹さんの歌唱時以外での表現力(MIRAI CHICKETの前のミュージカル調のシーンや、夢で夜空を照らしたいのアウトロの切ない表情など)に引き込まれ、声優やアイドルとしての姿ではなく"舞台女優 伊波杏樹"としての表現力、そしてAqoursキャストとしての活動を通して人間としても目覚ましい躍進を続けている彼女の"いま"の輝きをこの目で見届けたい、そう思ったのがきっかけでした。

 

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※ブラックダイスを観劇するにあたり、脳内でノイズになりそうな高海千歌(c.v.伊波杏樹)という概念を忘れておこうと事前に気持ちの整理をしておきましたが、舞台に立った彼女は全くの別人で、「本当にこの人は伊波杏樹が演じているのだろうか」と冒頭で思わず顔を注視して確認してしまったほどでした。

完全に杞憂でした。声のトーン、出で立ち、歩く時の身体の運び、その全てから伝わってくる人間性に「これが芽生(咲子)という人間・・・!!」という有無を言わさぬ説得力がありました。

 

 

 

 

 

きっかけは人間「伊波杏樹」への興味からでしたが、実際にブラックダイスという舞台を体感してみると、それはあまりに衝撃的な体験でした。

正直、舞台というものを舐めてかかっていたと認めざるを得ません。

 

実際に会場に入ってみると、開演前のキャパ300人のホールは想像していたより小さく感じられ、誰も立っていないステージを目にした最初の印象は「こんなに狭いステージで舞台ってやるんだ」っていうのが正直な感想でした。

これまでテレビや映画など、画面の向こう側で役者の芝居を目にする機会は幾らでもありましたが、 自分の肉眼で役者さんの表情が確認できる距離で、自分の目の前で生身の人間が発する声と体の動きで物語が作られていく事の凄さは、想像の遥か上でした。まさかここまで、ライブ感、空気感に圧倒され、息つく間もないほどに魅了されてのめり込む事になろうとは。

 

 

 

 

 

 

開演予定時刻から5分ほど経った頃、場内の照明が落とされ、スピーカーから土砂降りの雨音が流れてくる。

ステージ反対側の客席入り口から、上着のフードを被った主人公がステージに向かって駆け込んで来た その瞬間 空気が一変し、一瞬で物語の世界に引き込まれました。

その時の彼女の足音と後ろ姿が、今も強く脳裏に焼き付いています。

客席を駆け抜ける足音とその後ろ姿を目にした瞬間、今まで経験した事のない臨場感を感じ、これは途轍もなくヤバいものを体感する事になる・・・と直感しました。

 

 

開演前は狭く感じていたステージでしたが、実際にキャストが舞台上に立って物語が繰り広げられると、そこはステージではなく実際に人間のドラマが息づいた、全く別の世界に変貌していきました。舞台装置やセットが大きく変わる事は無かったにも関わらず、シーン毎にプロジェクターで映し出される映像や、照明の演出、音響やBGMの全てが相まって世界が広がっていく様は圧巻でした。

 

そして何よりも、演者さんの生命力に満ちた生き生きとした芝居と、息の合った抜群のチームワークが織り成す空気感が舞台上に広がる事で、その世界観が現実以上にリアリティに満ちた体感として五感を刺激した事に、これまで経験した事のない衝撃と感動を受けました。

実際に自分の身体で、五感の全てで体感するという事。舞台というものが人を惹きつける理由がここにあったと知る、貴重な経験となりました。

 

 

 

 

 

 

ブラックダイスは、ストーリー自体は至ってシンプルでした

運が悪く何をやってもうまくいかない主人公が、借金を返すために詐欺師の手先となって一世一代の賭けに出る。その中で関わった人たちの想いが交錯し、やがて最後に投げられるダイスの目の命運に向かって収束していく。

 

登場する人物は最初はみんな、主人公である咲子の敵のように映るのですが、物語が進み個々のキャラクターや思想が掘り下げられていく中で、それぞれに自分にとっての正義があり、思いがあり、愛がある事がわかっていく。

演者さんの好演がまたキャラクターの魅力や人間臭さを引き出していて、物語が終わる頃には登場人物みんなを好きになっている自分がいました。

 

 

 私自身が "運が悪くて" "何をやってもうまくいかない" という自分自身に負い目のようなものを感じて生きてきたので、この舞台のストーリーや台詞、物語に込められたメッセージや人生の哲学。たくさんの要素が心に突き刺さりました。

心に刻んでおきたい言葉とシーンをいくつか。

 

 

 

 

 

心が変われば結果は変わる。

心に一片の迷いも無く勝てると信じれば、必ず勝てる

成沢が咲子に送ったこの言葉には自分の運命を、人生をも変える力があります。

胸に刻み付けてずっと大切にしていきたい、1番胸に響いた言葉です。

 「胸に確かなもの持ってたらそれだけで何とかなるって」SKY JOURNEY

 

 

 

傷をなめ合ってる連中より、孤独な奴は自分と向き合っている。信用できるのはちゃんと一人で考えてるやつだ。

八代が咲子に送った言葉です。咲子を初めて肯定してくれた言葉でもあります。

馴れ合いよりも自分自身を大切にする事を語る八代は、孤高で格好良かったです。 

 「もうわかっているんだ 孤独が自分を高めること いま全て勝ち取れ」Saint Snow

 

 

 

世の中の不幸を全て背負ったような顔して。

芽生が咲子に言った言葉です。辛辣ですが、芽生の優しさだって思います。

自分で自分自身を不幸だと思ってしまうこと、それこそが何よりも不幸なことなんですね。「心が変われば自分が変わる」っていう咲子に向けたメッセージにも聞こえます。

娘の前では良い父親を演じてきたと話す成沢ですが、芽生はちゃんと父親の思想を受け継いでいるのかもしれません。

「それをここで言って何になるの。何も始まらないし、誰もいい思いをしない」1期12話の綾瀬絵里 

 

 

 

演じるんだよ。もうひとりの自分を。惨めで哀れな自分とお別れするんだ。

赤木が咲子に言った言葉です。ここで「違う自分を」って言わない所に、赤木が咲子に対して背中を押したいという気持ちがあるように感じました。「もうひとりの自分」というのが父親に捨てられなかった世界線の咲子を指すのか、臼田芽生を指すのかの真意はわかりませんが、私は前者だと思います。

"咲子"として笑顔の自分自身を演じる事が、自分の殻を破る事に繋がっていく。

そのストーリーを、役を演じる中でキャタクターに引っ張られる形で影響を受けて、人間として成長をする事ができたというエピソードを持つ伊波さんが演じる事に、運命的なものを、そして強い説得力を感じました。

黒川という男も、芽生に想いを寄せる自分を演じる中で彼女の魅力を知り、やがて本当に心から芽生を好きになっていた事が最後のシーンで明かされます。違う自分を演じる事で行動が変わり、それが "心が変わる" という事に繋がるんだというメッセージを感じます。

「わたし・・・ウチ、東條希!」2期8話の東條

 

 

 

 散りゆく桜を美しいと思えるのは きっとまた来年も桜が咲く事を知っているからです

 伊波杏樹さんが演じる「咲子」が客席の階段を駆け降りてくる後ろ姿で始まり、ステージの階段を駆け上がっていく後ろ姿を見送る形でストーリーは終わりますが、その背中は始まりのシーンとはまるで別人のように変わっていました。

最初のシーンでは背中を丸めて俯きながら、まさに死に急いでいるような足取りで階段を駆け下りてきた彼女でしたが、父親に別れを告げて階段を駆け上っていく彼女の背中は未来への希望に溢れていて、笑顔で踵を返す瞬間に肩で空を切る仕草にさえ、彼女の生きる事への喜びが感じられるような、素晴らしい演技でした。

彼女自身の意志の力で、運命が変わった事。希望を胸に抱いて生きていける事への喜び。それらの全てが彼女のあの後ろ姿に詰まっているようで、私はあのシーンが大好きです。

「とべるよ!」劇場版の高坂穂乃花 

 

 

 

お母さん、どうしてかな。今年の桜、綺麗です

 舞い散る桜の花びらと戯れる咲子は、生きる喜びと未来への希望に溢れていました。表情、仕草、体の動きその全てで輝きを表現する伊波さんは、美しかった。

舞台の中央に座った彼女の姿に、照明が消える瞬間まで魅入られ、心を鷲掴みにされました。永遠にこの時間が続いて欲しい、そう願うほどに、眩い輝きを放っていました。

私が心の底から見たいと切望した "舞台女優 伊波杏樹" の姿がそこにありました。

舞い散る桜の花びらの一片を掴み、愛おしそうに抱きしめるシーン。

サ!12話「はばたきのとき」のラストカットの高海千歌

 

 

 

 

 

たった4日間という短い期間で、限られた人しか体験できなかったブラックダイスという舞台。この素晴らしいステージを観覧できた事を、とても幸運に思います。

キャストの方々が生命力を注ぎ込んで役を演じる舞台に、同じ回は二度と無いのだという事を肌で感じました。舞台とは、ステージ上で一期一会の物語が、人の声と体によって作り出されていくライブだったんですね。

そしてこの物語には、人生を前向きに生きていける考え方と、大切にしていきたい哲学がたくさん詰まっていました。

この一期一会の出会いから得られたものを大切に胸に仕舞って、私も咲子のように "遅咲きの花" を咲かせたいと強く思いました。