「10!」のコールやってみませんか?というお話
あきのです(*> ᴗ •*)ゞ
先日行われた神戸ワールド記念ホールでの公演をもって、Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR は名古屋→神戸の計4日間の日程が無事に終了しました。
更にAqoursは8/24に埼玉スーパーアリーナで行われたAnimelo Summer Live 2017 (アニサマ) への初出場も果たし、2万7千人もの大観衆の前でのライブも見事成功をおさめました。
ライブが回を重ねるごとに彼女達のパフォーマンスが研ぎ澄まされ、どんどん輝きを増していく事を肌で感じている事かと思います。
さて、「Aqours Next Step! Project」の皮切りとしてスタートしたHAPPY PARTY TRAIN TOURですが、今まさにAqoursの9人はNext Step!のステージを駆け上がっている真っ最中です。
埼玉公演まで残すところあと1ヶ月を切りましたし、"みんな" で心置きなく乗車したいところですね。
その「新しいみんなで叶える物語」の "みんな" であるところの "私たち" 。
"私たち" も10両編成の列車に乗り遅れないよう、足並みを揃えて次の目的地である埼玉公演に向かえたら良いな、と思いこの記事を立ち上げました。
まわりくどい前振りになりましたが、本題に入りますね。
「太陽を追いかけろ!」で「10!」のコールやってみませんか?
私がお伝えしたい事はこれだけです。
・・・と言いますのも、私は今ツアーで名古屋公演を現地で2日間、神戸公演初日をLVで計3日間参加いたしました。
その中で感じた事は、観客の中で "10!のコールを言って良いのかわからない" という迷いがある人と、そもそも "10!のコールは言ってほしくない" と考えている人が確かに存在する事。
そしてその割合が想像していたより多い、という事でした。
加えて人づてに聞いたお話にはなってしまうのですが、私が現地参戦できなかった神戸公演では名古屋公演よりも「10!」の声が小さく、その人の周囲ではあまり聞こえなかったとのこと。
私自身はもともと「太陽を追いかけろ!」では「10!」 のコールは言うつもりの心構えでおりましたし、このツアーで公演が回を重ねるにつれ、自然とその声が大きくなっていく流れになるんじゃないかな。と思っていたんです。
ですので、神戸公演現地からの証言を受けて少なからずしょんぼりしました。
そこで前回のブログでも触れてはいる内容なのですが、改めて声に出して言ってみようと思った次第です。
※これは埼玉公演で「太陽を追いかけろ!」が披露される前提のお話です。されなかったら笑って下さい。
さて、「ラブライブ!」のファンにとって "10人目のメンバー" という概念に対しての向き合い方は人それぞれ違うと思いますし、特別な思い入れがあることでしょう。
また、μ'sのコーレスにおける「10!」と、AqoursのMIRAI TICKETにおける「10!」の意味合いもまた変わってくるものだと思います。
ですので、一旦ここでは全て割愛します。
これを議論し始めると収拾がつかなくなりますので (と言うより、私の力量で安易に触れられる話ではないので) 大変恐縮ではありますが、それらを一旦脇に置いて頂き、その上でこの続きをお読み頂けると幸いです。
・私が「太陽を追いかけろ!」で「10!」のコールを言いたい理由
この曲のイントロ部分の点呼のパートで、「10!」のコールを入れられるように意図的に余白が用意されていると考えられる。とか、
曲のラストで「そうキミとの マーチングマーチが 響き渡るよ」という歌詞がある事から、"キミ" と "Aqours" の両者が揃って初めて完成する曲であると考えられる。とか、
そういうのも一旦全て脇に置きます。
私がこれを主張したい一番の理由は、Aqoursがそれを望んでいると思うから です。
神戸公演の初日で披露された「太陽を追いかけろ!」では、点呼のカウントアップの後の「OK?」を杏ちゃんは言いませんでした。
そして観客側に向けて両手を広げて、「10!」のコールを迎え入れてくれました。
更に神戸公演2日目では初日と同じ流れの後に、両手を耳の脇にかざして私たちの「10!」の声を聴こうとしてくれていました。
(厳密には彼女はイヤモニをしていたはずなので、声はほとんど聞こえていなかったとは思いますが)
それでも私たちの声を聴こうとする気持ちを見せてくれましたね。
私はこれを杏ちゃんからの...いえ、Aqoursからの「みんな、いっしょに輝こう!」 というメッセージとして受け取りました。
当然の事ながら、CDの音源に入っている本来あるはずのパートをコールの為に削ったのは異例の出来事です。
"OK?" のパートを言わなかった事は、恐らく彼女の独断ではないでしょう。
綿密な打ち合わせの上で決まった流れかと思います。
(背景のスクリーンには「OK?」の文字が表示されていたという現地からの証言もあり、名古屋公演を受けて急遽決まったことなのではないかと推測しています。)
そして杏ちゃん以外にも、私たちに対して「10!」にまつわるメッセージを発信してくれたのがこの方。
みんな、ありがとう。
— 小林 愛香 (@Aikyan_) 2017年8月6日
また絶対ね。😈😈
10両編成のHAPPY PARTY TRAINは、どこまでもっ。🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃 pic.twitter.com/FMmuYBxZ26
名古屋公演2日目のラストのMCで、あいきゃんが自分の言葉と声で伝えてくれた「Aqoursの9人と、応援してくれるみんなの10両編成だから」というメッセージ。
名古屋公演の後でのブログでも、同じ事を言ってくれていますね。
小林愛香オフィシャルブログより転載
そして神戸公演での「太陽を追いかけろ!」では、9人で手を繋いで深いお辞儀をする際、ステージに向かって左端のあいきゃんが 空いている方の右手を私たち観客側に差し出してくれた事も、改めてお伝えしておきたいです。
Aqours 2nd LoveLive!
— 小林 愛香 (@Aikyan_) 2017年8月19日
HAPPY PARTY TRAIN TOUR
2駅目!神戸!ありがとうございました😈明日も突っ走るよおおお!
…でもさ…リトルデーモンもついてきてくれなきゃ、さみしいよおおおおぉ( ´•ω•` )。
そして神戸公演後にはこのツイートですね。
このツイートの "リトルデーモン" って
「クック・・・全てのリトルデーモンの行動はお見通しなのよ」
これじゃないですかね。(果南ちゃんを出迎えるシーン、一歩引いた立ち位置からメンバー全員のことを気にかけている様子が伺えます)
こじつけに見えるかもしれませんが、あいきゃんなら
「(全ての)リトルデーモンもついてきてくれなきゃ、さみしいよおおおおぉ( ´•ω•` )。」
という意味で言ってるとは思えませんか?勿論10両目の私たち全員を含めて、です。
私たちは彼女たちからのメッセージを、能動的に受け取るべきだと思います。
各々の中に「10!」のコールに対するもやもやが払拭できていない部分、自分なりの答えが出せていない部分はあるかもしれません。
しかし、名古屋公演での「太陽を追いかけろ!」では曲の点呼のパートでステージのスクリーンに「10」の数字は表示されていました。少なくとも2日目は間違いなく。
そして、神戸公演ではスクリーンに「10」の数字は表示されていなかったとのこと。この事を踏まえると、この「10!」のコールは私たちに委ねられたと捉えても良いのではないでしょうか?
このHAPPY PARTY TRAINツアーは「新しいみんなで叶える物語」そのものです。
「太陽を追いかけろ!」の「10!」のコールを "みんな" でする事で、10両編成のHAPPY PARTY TRAINに乗り込み、次の駅に向かって出発する。
その物語の一部分を私たちが担う事ができるとすれば、素敵なことだと思います。
私は聴きたい。
メットライフドームに響き渡る盛大な「10!」のコールを。
私は見たい。
会場中からの「10!」のコールを受けたAqoursちゃんが最高の笑顔を。
そして次なるNext Step!へ再出発を果たす姿を。
次に私たちを待ち受けている埼玉公演が、ツアーの目的地はとしては終着駅になります。しかしそこで旅は終わりではないですよね。
次なる「Next Step! Project」の行き先はファンミーティングです。
であれば、そこに向かって出発するには、やはり埼玉公演で私たち "みんな" で "10両目" に乗り込むしかないと思います。
この記事に共感して頂けましたら、この話をツイッター等に持ち帰って頂き、埼玉公演の前にご自身の周りの方に問い掛けてみて下さい。
そしてあなたの周りにいる方々といっしょに「10!」のコールとの向き合い方を改めて考えて頂けたら嬉しいです。
またライブでの「10!」のコールに関連する出来事で、私がキャッチできていない情報がありましたら教えて頂きたいですし、事実と異なる記載がありましたらご指摘頂けると助かります。
この記事が誰かにとっての "0から1へ" に繋がる事を願って。
......からのこぼれ話が長いのが私の悪い癖ですが、続けます。
「太陽を追いかけろ!の点呼はAqoursの9人の為のものだから、勝手に10人目に入らないで欲しい」という意見に対してだけ、不躾ながら持論を述べさせて頂きます。
果たして彼女達は本当にそれを望んでいるのでしょうか?
のっけから論点がズレてしまい申し訳ないのですが、最初にアニメの話から入ります。
アニメの中のAqoursにとって、"輝く"ということはどういう事だったのかを思い出してみてください。
「千歌ちゃんにとって輝くということは自分ひとりじゃなくて、誰かと手を取り合い、みんなと一緒に輝くことなんだよね。」
「私や曜ちゃんや、普通の皆が集まってひとりじゃとても作れない大きな輝きを作る。その輝きが学校や聞いてる人に拡がっていく。繋がっていく…」
「それが、千歌ちゃんがやりたかったこと。スクールアイドルの中に見つけた、輝きなんだ」
11話 「友情ヨーソロー」
ここまで当記事をお読み下さった方ならば、間違いなくアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」に感銘を受けた方だと思います。
Aqoursが私たちファンと同じ目線から輝きを追いかけ始め、やがて自らの輝きを手にしても尚、私たちと手を取り合って一緒に輝こうとする姿。その姿に私たちは、強く胸を打たれたはずではないでしょうか?
次はアニメのAqoursの輝き方を踏まえた上で、もうひとつのAqoursの輝き方を見つめ直してみます。
念願のさいたまスーパーアリーナっ!
— 伊波 杏樹 (@anju_inami) 2015年2月1日
何度も何度もスケジュールが合わずで。
だがギリギリで運良く行ける事になったラブライブ 5th LIVE!
何もかもが最高だった。本当大好きだ μ's…♡ 明日からもしっかり前に進まなくちゃ。 pic.twitter.com/Ff63itlsXc
今では "輝きの物語" を率いる人物としてセンターに立っていますが、かつては小泉花陽推しの "ひとりのラブライバー" として、私たちと同じ目線でラブライブ!の輝きを追いかけてきた杏ちゃん。
その彼女ならきっと "はじまったときのときめき" をずっと大事にしてくれていると思います。ひとりのファンとしてμ'sの輝きに憧れ、自分も輝きたいと願ったであろう気持ちを。私たちと同じ気持ちを。
自分の中で彼女達を神格化し、"届かない星" として崇拝する事を全否定はしません。
ですが、自らの意思で彼女達を太陽のような手の届かない存在に担ぎ上げてしまうのは、自らの意思で彼女たちの存在を遠ざけ、延いては「みんなで叶える物語」の "みんな" の輪から外れようとする行為ではないでしょうか?
私には彼女たちが "Aqoursとして" 目指す理想像として、偶像の「アイドル」になる事を望んでいるようには どうしても思えないのです。
SNSやメディア上での彼女たちの声に、もう一度耳を傾けてみて下さい。
彼女たちが常日頃から、 "みんなで" という言葉を発信してくれている事に気が付くはずです。
彼女達はいま、私たちの予想を遥かに超えたスピードで前に進み続けています。
このツアーを終える頃には彼女たちがどこか遠く、私たちの手の届かない場所に行ってしまったと感じるであろうほどに。
だからこそ、彼女達の方から私たちに会いに来てくれるという意味での「ファンミーティングツアー」が用意されているはずです。
蛇足かもしれませんが、ファンミーティングツアーはただの地方イベントではありません。公式HPに書かれたこちらの文章をご覧下さい。
<ご退場時にAqoursによるお見送りを予定しています>
ステージ上でキャラクター役として眩い輝きを放った彼女たちが、終演後にはステージ上ではなく、もっと近い距離感。感覚としては私たちの日常空間に近い場所に現れる事になります。
私たちは、初めて "ひとりの人間として" の生身の彼女たちと対峙する事になるでしょう。
Aqoursはμ'sとは違い彼女たちのステージ上での姿だけでなく、舞台裏の素顔やプライベートの空気感をAqours Club Reportや1st LiveのBDでも見せてくれていますね。
コンテンツ側からも「彼女たちを偶像としてのアイドルではなく、私たちと同じひとりの人間として見てほしい」という向き合い方を求められていると感じます。
Aqoursはこの先もずっと走り続けるでしょう。しかしキャストも運営も、私たちを置いてけぼりにはしないと思います。
Aqoursが離れて行く もしそう感じるのであれば、それは自分から距離を置いてしまっているのだと思います。
例え太陽の輝きには手が届かなくても、追いつけなくても。
それでも私たちにとってのAqoursが、共に太陽を追いかける無謀なマーチングバンドの旗手として、これからも身近に感じられるような存在であってくれたら良いな と思っています。
Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR !いよいよですね!
— 逢田梨香子 (@Rikako_Aida) 2017年8月5日
出発駅は名古屋🚃💓
終点まで全速力で突っ走るから、みんな乗り遅れないようにね〜〜!
日本ガイシホールでお逢いしましょう🌸#Aqours#lovelive
神戸公演1日目無事終わりました✨
— 小宮有紗official (@box_komiyaarisa) 2017年8月19日
会場そしてLVで観ていてくれたみなさん本当にありがとうございます😊
今日も凄く楽しかった!!
明日もはりきっていきますよー!!!
乗り遅れないように注意してくださいね🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃✨#Aqours#lovelive pic.twitter.com/vxYJhYbDbB
自分が "10人目のメンバー" になりえるか、果たしてその資格が自分にはあるのかを考えた時に、あまりに恐れ多いっていう気持ちになるのもわかります。
でも、 "10両編成" の "10両目に乗り込む" なら、 "みんな" と一緒になれそうな気がしてきませんか?
願わくば、この「10!」のコールが "みんな" になれないと思い込んでしまった方と、Aqoursの物語を繋ぐ橋渡しとなりますように。
なんて言ったら大袈裟かもしれないですし「『10!』って言ったからって何も変わんねーよ」って思われてしまえばウッス...って感じですけど。
結局は受け取り手の気持ちの問題ですから。
"きっかけはなんでもいいから いっしょにときめきを探そうよ"
って言いたいし、
"届かないって決めないで 手を伸ばせ!それから悩め!"
って言いたい。
もしかしたら未来のAqoursが「みんなが『10!』って言ってくれて嬉しかったよ」って喜んでくれるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
結局のところ、この物語の行く末は
『未来の僕らは知ってるよ』
なんすよね。