あきの忘備録

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HAPPY PARTY TRAIN TOUR埼玉公演感想【後編】

 

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あきのです(*> ᴗ •*)ゞ

 

 

 

前編に引き続き、後編も全曲感想いきます!

 

 

 

 

15. 青空Jumping Heart

幕間の愉快なアニメを挟んで場内が暗転すると、その直後「君のこころは輝いてるかい?」の衣装に身を包んだAqoursがステージ2階に横並びで登場。

隣の席の連番者が静かに「青ジャンだ。」と呟いた瞬間、息を呑む間も無くイントロが流れ出す。彼女たちが3人ずつ観客側に振り向く度に会場のボルテージが上がっていき、9人の輝きに負けじと会場全体からコールが巻き起こるも、走り出した彼女たちの勢いに先行され、食いつくように熱を上げていく会場の空気が印象的でした。

ユニット曲での3人ずつのパフォーマンスで、あれほどまでに会場を圧倒して見せた彼女たち。その彼女達が9人揃った時の輝きは圧倒的で、この曲をライブしている時のAqoursはほとんど無敵みたいなパフォーマンスを見せていたように思います。

1stライブまでは会場から巻き起こるコールは、「みんな」が彼女達を応援しようという感情が先行する事で生まれていた、言ってしまえば私たちがライブの空気を先導する という気持ちから生まれたように感じていたけれど。今回は完全に彼女達に圧倒される所からコールが始まったように感じていて、そんな所にも "いま" のAqoursの破竹の勢いを体感したライブだったと思います。

個人的には2番の歌い出しでメンバーが階段を降りて一階のステージに向かう際、2年生組の3人が二階に残って歌唱しているシーンが印象的でした。今公演ではそれまでのカメラワークでは抜きで映っていなかったキャストが抜きで映されていたりと、定番曲としてクォリティーを上げてくるだけでなく、パフォーマンスの魅せ方を変えて披露している所も良かったと思います。

 

 

 

16. SKY JOURNEY

今ツアーで完全に化けたと評判のこの曲。私はSKY JOURNEY大好き芸人の先駆者として、こじらせた記事を書いてしまうほどに思い入れておりましたので、この曲が "Aqoursのいま" を象徴する一曲となった事が嬉しくて仕方がありません。

 

 

「勇気が伝われば大丈夫 そんな熱い想い君から 受け取った僕もいま熱いよ」 「そんな熱い想い君から 受け取るのは僕だけじゃない 世界も広く熱いよ」 の歌詞は、"想いを伝える側"と"想いを受け取る側"が存在して初めて成立します。 そのためCDなどの音源を通した間接的な関係性よりも、ライブで面と向かってキャスト↔︎ファンの図式が成立した時の方が、圧倒的にこの曲の真価が発揮されるのだと思います。 ライブという同じ時間と同じ空間を共有できる場だからこそ、直接的にお互いに熱い想いを伝え合い、受け取る事ができる。これこそがラブライブの根幹である"輝きの円環構造"の体現であり、ライブでしか成し得ないことだったと思います。

HAPPY PARTY TRAIN TOUR 名古屋公演とは何だったのか - あきの忘備録

 

手前味噌な長文引用で恐縮ですが、名古屋公演初日の現地で同曲のサビで起こった「Fu-wa Fu-wa ×2」のコール。曲のクールな雰囲気に合わないなぁと思っていたら、埼玉では完全に無くなっていましたね。

サビのフリが背景のスクリーン映像とシンクロするパフォーマンスには、誰もが釘付けになり見入ってしまったのではないでしょうか。観客が声も出ないほど圧倒されるパフォーマンスを彼女達が見せてくれた事は、AqoursのNext Stepのステージを象徴する出来事だったのではないかと個人的には思っています。

ライブにおいてコールが完全に無くなる事を良しと思っているわけではありませんが、MCでの言葉を聞く限り、彼女たちは私たちが想像している以上に観客側の表情をよく見てくれているようです。声を上げずとも、私たちの熱い想いはAqoursに届いたのではないでしょうか。

ともあれ、2番のサビの前のすわわソロパートの「羨ましくなるよ眩しい故に」

が素晴らしく綺麗にキマったのにはゾクッとしましたね。からのサビまでの空白部分で、残響が静かに空間と時間を満たした一刹那。最高でした。

🌠

実質黒澤ルビィセンター曲のSKY JOURNEYですが、MCで「スカイウォーク」を「アクアウォーク」って素で間違えてるふりりんがアカン可愛さでしたね。

正直、降幡愛なら悪態付いたリアクションをしそうなものですが、そこで素を出さずに黒澤ルビィであることを崩さなかった彼女。これまでのどの公演よりも初志貫徹できていたのではないでしょうか。本当に埼玉公演はズバ抜けて凄かったと思います。

 

 

17. MIRAI TICKET

今ツアーのこれまでのセトリでは 青ジャン→SKY JOURNEY→君ここ の順だったこのパートに、突如として現れたブラックホース。

ユニット曲を削った部分に何が来るんだろう?と思っていましたが、このツアーの間にキャストの皆さんが口々に話していた「9人のチームワーク」「9人の絆」「9人の成長」というテーマを、Aqours9人での楽曲の披露で提示してきましたね。

 

「次は最後の曲です。聴いてください。TVアニメ第13話挿入歌、『MIRAI TICKET』」

の瞬間の鳥肌、巻き起こったどよめき。今も鮮明に覚えています。

この曲のお話をするにあたり、まずあんちゃんのMCから触れたいと思います。

2日目の同曲披露の際の「次は最後の曲です。」でも会場は大きなどよめきに包まれました。初日の時はそのまま被せるようにMCの続きに入りましたが、二日目は歓声が完全に静まるまで二の句を待ち、一言一言、会場の反応と呼吸を合わせるように言葉を紡いでいきました。

それまでのあんちゃんは、がむしゃらに、一生懸命に、想いを伝えようとしてきたと記憶しています。その彼女が、3万人の観衆の前でひとりひとりと向き合い、「みんな」の声を聴こうとしてくれたことに、「みんな」との絆を築こうとする確かな意思を感じたのです。

勿論これらは主観です。ですが、「Landing Action Yeah!!」の歌詞を改めてお読み頂ければ、私が受け取った想いはあながち的外れではないと思って頂けるのではないか と思います。

🍊

MCの話が長くなりましたが、曲中の話に移ります。

2日目の同曲披露の際。落ちサビ前のあんちゃんソロパート前の「みんな、いっしょに 輝こう!!」の台詞、凄かったですよね。C.V.高海千歌としてキャラクターの声を代弁してではなく、人間・伊波杏樹が真に迫って会場中に呼び掛けた声だったと感じました。演技がうまいとか表現力が凄いとか、そういう次元のものではなかったかと。

その根拠として、彼女は台詞の直後に続く落ちサビのソロパートで歌い出しを見失うというミスをしました。

これまで私が見てきたライブにおいては、歌い出しの一音目は例えどんなに音を外しても、絶対に確かな声量と発声をキープし、グループを牽引してきたあんちゃん。その彼女が、曲の要となる大事なソロパートの入りを失敗した。

つまり、それほどまでに直前の台詞のパートに全力を注いで、私たちに本当の声を届けてくれたからではないでしょうか。

私はそのことが、そう感じられたことが、どうしようもなく嬉しかった。

 

🍊

 

さて。少し脱線しますが名古屋ガイシホールでやらなかった「MIRAI TICKET」を、敢えてツアーファイナルで披露したのはなぜでしょうか?

思い返せばAqours1stライブは、アニメ1期のストーリーになぞらえたセットリストで、アニメ劇中歌を軸にライブの中でアニメの物語を二次元→三次元に起こしていく構成になっていました。生身のキャストが実際にアニメの作中と同じ衣装、同じ振り付けでライブをする事で、物語が次元の壁を超えて再現される事に、ライブ感という強烈なブーストが加わる事で得られる感動が大きかったはずです。

対して2ndライブツアーは、生身のAqoursの成長を見せる事で、彼女たち自身が主人公となる物語をライブの中で感じさせるという成長物語=Next Step!がコンセプトになっています。その事を強調するために敢えてアニメ劇中歌を廃し、アニメの物語にも、次元の壁を超える感動というブーストにも頼らない構成になっていたはずです。

では、2ndライブツアーのファイナルで敢えてMIRAI TICKETを披露した理由。

それは「再現」ではなく「体現」をすることに意味があったからではないでしょうか?

1stライブでもAqoursは同曲を披露し、実際に観客である私たちに向けて「みんな、いっしょに輝こう!!」と手を差し出しました。

しかしそれはあくまでアニメの物語の延長上の言葉であり、あんちゃんが本当にそれを望んで私たちに向けて台詞を言ったとしても、客観的には再現でしかなかったのです。

対する2ndライブでは、アニメ13話の舞台となった名古屋ガイシホールでは敢えて「MIRAI TICKET」を披露しなかった。その理由は、それをやったらただの「アニメの再現」になってしまうからです。

つまり、ツアーファイナルの埼玉での同曲の披露であれば、アニメの物語とは完全に別離したシチュエーションになる。私たちは "13話のライブシーンの再現として存在する観客" ではなく、"実在するもうひとつのAqoursの観客" としてライブに参加していたのだから。

故に、このツアーファイナルの埼玉で「MIRAI TICKET」を披露し、その中で人間・伊波杏樹が「みんな、いっしょに輝こう!!」と"偶像ではなく実在する観客に向けて" 手を差し出したことには大きな意義があるのです。"実在するもうひとつのAqours"自身の物語がNext Stepへと進む為に。

以上が、 あんちゃんの「みんな、いっしょに輝こう!!」で号泣した理由です。「あんちゃんが、俺たちに輝こうって言ってくれてる...!!」ってなったんすよね。

 

 🍊

 

そして、あまり触れたくはない話題ではありますがもうひとつお伝えしたい事が。

ミラチケのライブの時に、例の空白部分で大声を出してドーナツの穴🍩を埋めちまった無粋な方がいらっしゃいましたね。餡ドーナツの存在は忘れたい記憶かと思います。ですがライブ終演後、ツイッターで「あの時あんちゃんびっくりしてたじゃん!」っていう趣旨のツイートが散見されたので。

私自身はその時の彼女の表情は実際にこの目で確認してはいないのですが、あの程度の騒音以下の声がイヤモニ越しに聴こえるはずがないんですよね。もし仮にイヤモニをしていなかったからミラチケで歌い出しの入りに躓いた、という事であれば筋は通りますが、流石にそれは現実的ではないかと。不慮の事故だとしても、イヤモニがぷらんぷらんしてる状態でライブしてたら流石に誰だって気付きますからね。

-----------では、なぜあの瞬間にあんちゃんの表情が曇ったという証言があれだけ集まったのか。

それは、彼女が観客の表情をずっと見ながらライブしていたからではないでしょうか?

 観客席で大勢の人が一斉に不穏な表情をすれば、演者からすれば何事かと動揺しても不思議ではないはずです

それぐらい、彼女(いえ、彼女たち)は私たちと正面から向き合ってくれている、ということの裏返しだったのではないかと思います。

 

だから、まぁ俺もわりと本気でイラッとしたけどさ。それがキャストにバレちゃやっぱ駄目だと思うっていうか、不安にさせちゃいけねぇよなぁ。って反省したっていう話でした。みんなも心に取り留めておいてくれよな!以上。

 

 

 

18. 君のこころは輝いてるかい?

前曲のMCで「次は最後の曲です。」って言ってましたが、「次は最後の曲です(最後とは言っていない)」っていう嬉しいサプライズでしたね!

そもそも君ここ衣装に身を包んで登場しているので、ミラチケの方がサプライズだったわけですが。

ライブでは鉄板曲というか、Aqoursの原点にしてテーマソングみたいな立ち位置の曲だと思うので、ライブではやらないはずがない1曲。のはずなのに、なぜでしょうね?またこの曲が聴けると思うと嬉しくて泣けてくるんですよ。

Aqoursがこの曲を、変わらずにずっと歌い続けてくれるということが、この曲を大切にしてくれていることが、こんなにも自分にとって大切で。こんなにも自分にとって支えになっているんだ、ということを再確認した瞬間でした。

 彼女たちが色んなメディア媒体で「初心を忘れないようにしたい」と口々に話していること。それこそが "はじまった時の ときめきずっと大事にね" を体現してくれている事であり、「君のこころは輝いてるかい?」にこそ、私たちがAqoursに惹かれ、共感した要素が全て詰まっていると思うんですね。原点にして本質だと思うんです。

そして、走り出した彼女たちがどんなに輝きを増そうとも、まだ輝き方を見付けられていない、0を1にできていない人達を、決して置き去りにしない。という姿勢が変わっていないことを再確認できるんですよね、あったけぇんですよ。

そんなわけで、もう君ここは何度でも全力でコールしたくなるし、何度でも「Yes!!」って言いたいし、何度でも泣いちゃうんだ。

Aqoursがこの曲を披露することで、ライブを通して彼女たちの成長を感じられるなんて、もはや当たり前のことのように思えるけれど、当たり前は当たり前じゃないんですよね。この曲のライブをしているAqoursが、私は一番カッコいいと思います。それってやっぱり、そこに生き様が見える気がするから。

 

あ、全然ライブの感想言ってねぇわ... 

 

 

EN1. サンシャインぴっかぴか音頭

名古屋公演の感想記事では

 

正面のステージからは、なんとサプライズゲストとして「うちっちー」が登場しましたが、特に話す事はありません。アイツはいつもしゅかしゅーと仲良くしてるのでダメです。許すつもりはありません。

HAPPY PARTY TRAIN TOUR 名古屋公演とは何だったのか - あきの忘備録

 

などとひどく雑な感想を書いてしまったのですが、冷静に考えたらしゅかしゅーが好きなセイウチのことを悪く言っちゃいけないよな。と反省したので、今公演では海獣と和解しました。

⚓️

余談ですが、今回アンコールの時間が短かったような気がしたのは私だけでしょうか?

脱線を続けますが、元からセトリに組み込まれたアンコールだとわかっていても、最初から最後までアンコールの声を出すタイプのオタクが私は好きです。曲中にコール頑張るのも大事だろうけど、こういう所で声を届けてもキャストは嬉しいんじゃないかと思うんだけどなー。

⚓️

とは言え、うちっちーが登場してもすげぇブチ上がって歓声上げたりはしなかった私です。

ぴっかぴか音頭、公式の踊ってみた動画はせいぜい2〜3回しか見てないナメクサな私でしたが、ツアーを通してなんとなく真似してたらなんとなくコールも覚えましたし、会場を見ててもわりとそんな感じだったのかな?って思ってます。

ちゃんと踊りを覚えてなくても、なんとなくみんなで同じハッピ着て、なんとなくみんなでお祭り気分で踊って楽しめるのはすごくハッピーな空間だったと思います。

ライブって普通に考えたらステージ上のキャストが主役だと思うんですけど、この曲は想像していた以上にオーディエンスとの壁を取っ払ってくれたというか、ライブの場でああいう空気感を作り出せるのはサンシャイン!!ならではというか、Aqoursならではなんじゃないかな、って思いました。

あんちゃんの太鼓がカッコよくて、8人がわちゃわちゃしてるだけでも充分お祭りっぽくて楽しかったのですが、両日とも鈴木愛奈C.V.鈴木愛奈のソロパートがバチクソキマっててご褒美以外の何者でも無かったですね。や、本当に贅沢の極みで、未だにあのコブシが鮮明に耳に残ってますし、あの瞬間はほとんど昇天してただの地蔵と化してました。

 

 

 

MC・スクスタ映像

センセーショナルな出来事でしたので、思うことを記しておきます。

ムービーの内容は、シンプルに言ってしまえばスクスタの告知の宣伝。その中でAqoursのキャラクターからμ'sのキャラクターに、交互にキャストの声でメッセージのバトンを渡していく 、といった内容。

簡潔に書いてしまえばこんなにどうってこと無さそうな内容なのに、ライブ会場で高まっている中での突然の不意打ち、しかも3万人のラブライバーが集結している中、大声を出しても問題ない、という極めて異常な状況下での邂逅だったからでしょうか。

ほとんど阿鼻叫喚みたいな状況でしたね。かく言う私も、のんたんが相変わらず普通に東條希として喋り出したものですから、わけもわからず咽び泣いてしまったんですけど。極め付けは矢澤にこちゃん。あれダメでしたね本当に。にっこにっこにーの意味がわからなかった、何これ?イミワカンナイって正気失うかと思いましたよ(多分正気では無かった)

突然パラレルワールドの世界線繰り出されて、Aqoursとμ'sのキャラクター同士が接点を持つというスーパーロボット大戦が始まったと思いきや、18人で「にっこにっこにー」ってやったらみんな笑顔になって収束するんだから、矢澤にこちゃんマジですげぇよ(語彙)

🌙

ここまで前置き。この後のMCで、Aqoursキャストが直にμ'sの話題に触れます。あいきゃんきんちゃんが「一緒ににっこにっこにーってできたのが嬉しかった」って話をした時は、さすがに普通にぽろっと涙出ましたけど。(ヨハネは最初は小悪魔属性でにこちゃんの後釜みたいな立ち位置と思われてたキャラだし、やっぱ色々思うことはあったのだろうなと)

問題はそこではなくて、あの時ふりりんに話題振らなかったですよね

アニメ4話で「ルビィは花陽ちゃんかな〜」かよちん推しを名言していたルビィちゃんが、花陽ちゃんに名前を呼ばれてメッセージのバトンを受け取ったことは、アニメの設定で考えれば天変地異みたいな出来事のはずです。しかもあんちゃん花陽ちゃん推しですし。

でもそこで、世界線の混同を招かないよう、しっかり区別をしてくれた事にほっとしました。当然と言えば当然かもしれませんが。一応、ね。

 

からの2期最新映像、3rd LIVE決定のくだりは割愛✂️

 

 

 

MC・メンバー挨拶

初日と2日目の記憶が混同してるので自信ありません、印象的だった部分だけ。

流石に1週間も経つとよく覚えてないので、ついったさんからかき集めてきてうまいこと繋ぎ合わせてみます。

 

 

降幡 愛さん

「ルビィとしてカッコよく歌う、踊ることに迷いがあって。みんな、ルビィはカッコ良かったですか??ありがとう!」

 

高槻かなこさん

「私には夢があります。みんな目標を持ってそれぞれの人生を頑張っていて、その中にAqoursがいて、Aqoursを通して、みんなの夢っていうか、生きる活力になって欲しいなって思ってます。Aqoursの夢がみんなの夢になったらいいなって。みんなの生きる活力になりたいんだよ!本当に!みんな、明日から頑張れますかーー!!」

 

逢田梨香子さん

「学校や仕事があって辛い事があっても、Aqoursのライブまで残り何日って楽しみにして下さるファンの方々がいて、そんなに嬉しいことはない。だからAqoursのライブを見たから明日からも頑張れると、みんなが思ってくれるように頑張ります!」

 

「今回のツアーは特別な想いを抱いていました。1stの時に、2ndにはもっと成長した姿を見せるから!って言って、全力で笑顔で楽しもうって。今の自分を見てもらおうって。こんな大きな会場に立たせてもらったけど、不思議と不安も迷いも、怖い気持ちも全くなくて、でもそれはAqoursのみんながいてくれて、応援してくれるみんながいてくれたから。みんながいてくれなかったらこのツアーは成功できなかった。ありがとう。Aqoursはまだまだたくさん楽しいことが待ってるんだよ。まだまだ、もっともっと9人で頑張っていきたいです!」

 

斉藤朱夏さん

「地元でライブできるのがすごくすごく嬉しいのよ!また埼玉でやれるんだって!本当にライブが大好き!だってみんなと会えるから。埼玉が大好きです!」

 

伊波杏樹さん

「みんながありがとうって言ってくれるのが本当に嬉しい!こっちがありがとうなのに!相思相愛だね!」

「1stLIVEでの横浜アリーナで、0を1にできたことが凄く嬉しくて、皆さんがいなかったら、こんなに素敵な景色は見られなかったと思います。私には全部見えてるんだよ、みんなの笑顔。本当だよ!見たことのない夢の軌道追いかけてきたら、皆さんがいて。それって幸せだなって。これからもずっと、みんなで輝いてくれますか?いっしょに輝きにを追い掛けてくれますか?Aqoursが大好きですか?3rdライブで会いに来てくれますか?どこまでも、ついてきてくれますか? 3rd LIVE 絶対びっくりさせてやるからな!!覚えてろよ!!」

 

 

 

EN1. 太陽を追いかけろ!

 

あんちゃんのMCの「これからもずっと、みんなで輝いてくれますか?いっしょに輝きを追いかけてくれますか?」という言葉

 

 

 

 

例え太陽の輝きには手が届かなくても、追いつけなくても。 それでも私たちにとってのAqoursが、共に太陽を追いかける無謀なマーチングバンドの旗手として、これからも身近に感じられるような存在であってくれたら良いな と思っています。

「10!」のコールやってみませんか?というお話 - あきの忘備録

 

私が欲しかった、何よりもいちばん欲しかった言葉を、伊波杏樹さんが自らの言葉でそれを言ってくれました。

嬉しかった。前が見えなくなった。

それでも彼女の声を聴かなければと、必死で耐えました。

 

 

元を辿れば、最初はアニメ1期13話の千歌ちゃんの「みんな、いっしょに輝こう!!」の台詞を聞いた時に、とてつもない衝撃を受けました。

そんなのありかよ、ラブライブで、そんな事があり得るのか?と。

そして13話ラストで「君のこころは輝いてるかい?」と問いかけられた時に、

画面の向こうから、彼女たちが私にも手を差し伸べてくれた気がしました。

 

 

私がこれを主張したい一番の理由は、Aqoursがそれを望んでいると思うから です。 神戸公演の初日で披露された「太陽を追いかけろ!」では、点呼のカウントアップの後の「OK?」を杏ちゃんは言いませんでした。 そして観客側に向けて両手を広げて、「10!」のコールを迎え入れてくれました。 更に神戸公演2日目では初日と同じ流れの後に、両手を耳の脇にかざして私たちの「10!」の声を聴こうとしてくれていました。 (厳密には彼女はイヤモニをしていたはずなので、声はほとんど聞こえていなかったとは思いますが) それでも私たちの声を聴こうとする気持ちを見せてくれましたね。 私はこれを杏ちゃんからの...いえ、Aqoursからの「みんな、いっしょに輝こう!」 というメッセージとして受け取りました。

「10!」のコールやってみませんか?というお話 - あきの忘備録

 

 

「これからもずっと、みんなで輝いてくれますか?いっしょに輝きを追いかけてくれますか?」という言葉には、その全てが詰まっていました。

もう迷うことは何もなかった。

ステージ上で横並びのフォーメーションで立つAqoursが腰に手をやり、踵を浮かせるようにマーチのリズムを刻み始めると、すぐさま点呼が始まる。スクリーンの背景にカウントアップの数字と、名前が映し出されていく。

そして「10!」の瞬間、無我夢中で叫んだ。

これまでで1番大きなコールが起きた、その瞬間のことをよく覚えていない。

ただ、間違いなくあんちゃん「OK?」を言わなかったし、スクリーンに「10!」の文字は無かった。

1stライブの横浜アリーナので起きたミラチケの「10!」と比べたら、会場中からと言えるほどの割合の人が叫んではいなかったと思う。それでも、曲前のあんちゃんのMCの言葉を受け取った人がいて、それで行動を変えた人がたくさんいたはず。

「太陽を追いかけろ!」は、本当の意味でAqoursの新しいアンセムになったと思う。これからもこの曲は披露されると思うし、そうであって欲しい。その中で自分も「10人目」であると、声を上げる人が増えていったら、それは素敵なことだと思うから。

 

 

 

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HAPPY PARTY TRAINの文字が大きく光る連結トロッコに乗って、Aqoursは笑顔と幸せを振り撒いて会場をぐるっと半周。言葉では言い表せないような幸せと、感謝とに包まれた会場の空気がまた。

ライブが終わってしまうことへの寂しさなど微塵も感じさせないような、"いま" この瞬間を全力で楽しもうとするムードになっていたのが、いかにもラブライブっぽくて凄く良かったですし、あの日のライブの全てがあの大団円の盛り上がりに繋がっていたと思うと、Aqoursちゃん、強すぎるな...といった感想でした。率直に言ってあっぱれでしたね。そんな中でも一際眩しい輝きを放つ「シャーーーーーイニーーーーーーーーーーーー」に普通にボロ泣きして夢中でシャイニーバイオレットのサイリウムを振っていた私でした。

 

☀️

EN3. ユメ語るよりユメ歌おう

初日、トロッコに乗り込んだ9人が太陽を追いかけろ!の曲中で会場内を回れそうもなかったので(わかりきった事ではありましたが) ユメユメが来た時は、ある種の様式美といいますか、この曲でライブを終えられるのはすごく自分たちのホーム感があると言うか。うまく言えないですけれど、この曲をみんなで歌ってライブを終えられたの、すごく良かったですね。

「ユメを語る言葉より ユメを語る歌にしよう それならば今を伝えられる気がするから」

って歌いながら、彼女たちが観客と近い距離でコミュニケーションを楽しんでいる様子。スタンド席の上の方から見ていても、なんか、伝わってる気がしました。

 

 

 

EN3. Landing Action Yeah!!

ズルかったよなぁ

短いイントロの、あのスケール感の音が流れてきた瞬間、会場中が頭抱えて「してやられた!!」ってリアクションしてたのが、またなんとも。

ファンミーティングのライブ1曲目で「だから来たのさ!」ってバァァァアアアンンって感じで登場するためにとっておく曲だと思って油断してたら、このツアーのラストで "Landing=着陸" してしまったの。またしても想像の一歩先を行かれてしまいました。

また歌詞が泣けるんですよね。もうAメロからだめでした。

「どこにいてもココロ ひとつになろう いつも願ってる それは同じだよね?」
あんちゃんが初日のMCで「相思相愛だね!」って言ってくれたのとか二日目のMCを思い出したし、ここ、りきゃこが両日合わせて多分初めて歌い出しを躓きましたよね。両日ともに完璧、いえ、見事に完璧以上の歌唱をやってのけた彼女が です。感極まって泣くのを堪えながら歌ってるのがカメラで抜きで映されてしまい、こっちまでうるっと来てしまいました。 
✈︎
トロッコが会場の四分の三ぐらい回った頃でしょうか。誰からともなく歌い始めて、気がついたら自分も一緒に歌っていて、会場中で大合唱になりましたね。
キャストは誰も「いっしょに歌おう」って言って無かったし、きっとライブの運営側もこの曲はまだ観客がそらで歌える所までは浸透してないって思ったんじゃないかな。
それでも合唱は起きた。Aqoursの歌が聴きたいからオタクは喋るな って思ってる人は不満だったかもしれないけれど。
私はあの瞬間にものすごい感動して奇跡を感じたし、"みんな" がAqoursへ「ありがとう」の気持ちを伝えたいという、願いの力がそうさせたんだって思った。
「やりたいからやる」っていう個の想いが、あれだけの大規模で必然の如く現実を動かして物語になるっていうの、めちゃくちゃラブライブっぽいなって思うし、ああいう瞬間を "みんな" で作り上げる事ができるのが、「ラブライブ」の "ライブ" の最大の魅力なのかもしれないな、って思います。
 
 
 
最後の曲が終わり、ツアー終着駅をも走り抜けたAqours。
ステージは中央から割れ、汽車の後部車両が姿を表しましたね。
再び汽車に乗り込んだ彼女たちは、"みんな" の想いを乗せて再出発を果たしました。
姿が見えなくなるまでこちらに手を振り続けてくれたAqoursの姿、決して忘れることはないでしょう。特にしゅかしゅーの笑顔。な。
 
 
 
終わりは始まりなんですよね。
 
 
 
本当に良いライブだった。
正直1stの2日目を体験した時は、「この先これ以上の感動と、"途方も無い何かを体験してしまった" という奇跡との遭遇はないんじゃないか」と高を括ってしまいましたが、Aqoursは見事にAqoursを乗り越えて、新たな感動を与えてくれましたね。
その物語には "Aqours" と "みんな" の両方が絶対不可欠である、ということを、彼女たち全員が自分の言葉で伝えてくれて、私たちも改めて "みんな" と "Aqours" の関係を確かめることができたと思います。
「さらに強いキズナ 分かちあいたいな」というLanding Action Yeah!!の歌詞は、初見で見たときは「本当にそんなことできる?だってラブライバーって、アレだよ?」という疑念を抱いたものですが、確かにこの歌詞の通り、私たちとAqoursの関係は前進できたと感じましたし、少なからず絆を感じられるような、"Next Step!" の名に相応しいツアー内容であったと確信しています。
 
 
 
🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃 
 
改めて、HAPPY PARTY TRAIN TOUR ありがとうございました。
このツアーを通して、私自身たくさんの人との繋がりや出会いがあり、そしてその仲間との絆を再確認することができたという意味でも、私自身の物語でたくさんの輝きと出会えたことに感謝が尽きません。
また幸運にも現地でAqoursの "声" を受け取った人間として「10!」のコールを広める活動をしてきました。想像以上に大きな反響があり、賛否両論ある中で、このテーマと真剣に向き合ってくれた方が本当にありがたかったですし、賛同して下さった多くの方が、その人自身の言葉で「10!」を広めてくれた事が何よりも嬉しかった。
3万人の心を動かす事はできないけれど、ひとりでも多くの人にこの事を伝えたい。0を1にする事に私も挑戦したい、という気持ちだけで記事を書き上げた私でしたが、埼玉公演を終えたいま「やって良かった」って本気で思えているのは、私と関わって下さったた "みんな" のお陰だと思っています。重ねて、心からの感謝を。
 
とはいえ、Aqoursの物語も、もうひとつのAqoursの物語も、みんなの物語も、私の物語もまだ始まったばかり。
またみんなで一緒に輝きになりましょう、そして輝きを追いかけましょう。
 
 
 
✈︎ではまた、3rdライブツアーでお会いしましょう✈︎
 
 
 
 

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