あきの忘備録

あきのの外部記憶装置

堕天使的に考えて、

善子ちゃんって、数字に対するこだわりが人一倍強いですよね。

儀式的な意味合いとか、ジンクスにまつわるものなのでしょうけれど。

 

公式のメンバー順では善子は6番の数字を与えられていますが、悪魔的には「6」ってとても重要な意味合いを持つ数字みたいですね。

Aqoursに加入した順番も6番目で、これもまた運命的です。

自身の堕天使性であったり不幸属性を象徴するような、まるで彼女の運命についてまわる宿命のような数字なのかもしれないな。なんて考えています。そんな彼女にとってはアイデンティティのような「6」ですが、堕天使以外の普通の人間からすると不吉で忌み嫌われる数字かもしれません。なぜなら。よくわからないけれど、たぶん悪魔は怖い。

 

彼女の数字にまつわるエピソードで、劇場版の話を思い出しています。

併合先の沼津の高校、部活説明会のステージで6人での最初のライブを行おうとするAqours。9人で立つステージとの違いに戸惑う彼女たちですが、善子は「6」という数字に対して妙に深刻な表情を浮かべて何かを考えていたようでした。

そしてライブはものの見事に失敗。しかもなぜ失敗したのかはっきりとした要因が彼女たちにもわからず、反省はするも漠然とした不安に包まれます。

善子はもしかすると、自分のせいだと思ったのかもしれません。6という悪魔的な数字がAqoursの運命を変え、自身の不幸属性に巻き込んでしまったのではないか と。

失敗したステージを後にして商店街に戻ってきた6人がしょんぼりしているシーン、善子だけがやけに他のメンバーから離れて孤立していましたよね。あれはもしかして、数字が6にならないようにしていたのかな......なんて想像は考えすぎでしょうか。

彼女が最初にAqoursに加入した際、やっぱり堕天使にスクールアイドルなんて無理だと一度は脱退しようとしたことがありましたね。その時もあの子は「迷惑かけちゃうから」って言ってたんですよね。偶然か運命か、その時も数字は5と6の間を行ったり来たりしていました。

 

ラブライブ!サンシャイン!!という作品自体、物語をわかりやすく伝えるために数字に大きな意味を与えていたり、という手段はよく使われていますよね。

「0」から「1」だったり、「10」から「100」だったり。「6」や「9」にも特別な意味合いが付加されている物語なだけに、もしかするとそういうことだったんじゃないかなって思います。

なにしろ、善子は優しい子ですから。

 

あの子はいつもみんなより下がった立ち位置でメンバーを見ていますから、誰よりも8人のことを気にかけてきたのだと思います。全員を見渡せる立ち位置だったからこそ、誰よりも数字に敏感でいたのかもしれない、など。

あの子が最高の笑顔を見せるのは、いつだってみんなのこころがひとつになって輝いている時。そんな善子が悪魔的な数字である「6」よりも「9」を大切にしてくれたであろうこと、とても素敵なことだと思います。

 

小林愛香さん。

津島善子に寄り添ってきたからこそ、きっと他のどのメンバーよりも数字に思い入れてきたことかと思います。

彼女がずっと「10人目」を大切にしてくれていることも、もしかすると最初の由来はそんなところにあるのかも。なんてね。

 

 

 

そんな善子ちゃんのことを考えていた1日でした。

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ハッピーバースデイ、堕天使ヨハネちゃん。