僕らだけの景色があるのなら
前回の!あきの忘備録!
「朱演2019『くつひもの結び方』」が開催されたのが2019年11月7日
FCイベントの「チキンとポテトどっちがいい?」が2019年12月20日
それ以来しゅかちゃんに会えないまま、1年半という歳月が流れました。
1年半。
1年半ですよ。
ステージに立つことに全てを賭けている斉藤朱夏という人にとって、それがどれほどの重さの空白であったでしょうか。
私たちファンは、ステージ上で縦横無尽に元気いっぱいに歌い踊る、笑顔の斉藤朱夏が大好きです。めちゃめちゃ好きであると言えるでしょう。NO SHUKA NO LIFEである以上、朱夏がなければ人生ではないのです。なんてこった!
だから今日の「斉藤朱夏レコ発ワンマンライブ『セカイノハテ』」は、言葉では言い表せないぐらい色んな感情が迷子になってる感じです。家帰ってきて急に涙出てきた。
しゅかちゃんはみんながどうしてるか知りたいって、結構いつも言ってくれてて、でも今日の「会いたかった」「知りたかった」って言葉はすごく、切望してくれてたんだなって気持ちが伝わるものだったと思う。
多分しゅかちゃんがファンの様子を詳しく知る機会って、ツイッターじゃなくてファンレターっぽいんですよね。みんなライブの度に手紙でオタク特有クソ長文近況報告してるらしくて、そういうのを友達みたいな距離感で受け入れて話聞いてくれるの、あったけえよなあ。
しゅかちゃんって「大事なことはちゃんと自分の言葉で伝えたいし」「でもだいだいのことは表情見ればわかる」「とりあえず会って話そうよ」みたいな感じの人だから、文字を介したやりとりだけじゃなくて、ライブを通してファンとの気持ちのやりとりをすることをすごく大切にしてくれてるんですよね。
そんな斉藤朱夏が命削って賭けてるものだからこそ、色んなライブが中止になったことが悲しくて悲しくてのう......
だから今日無事にライブが開催されて本当に良かったんじゃあ!!
良かったんじゃあ!!!!
ライブ最高に楽しかったんじゃ!!!!
言いたいことは以上です。ほんとにライブが開催されて良かった、1年半もの間スタッフさんも頑張ってくれたと思う。感謝しかないです。
ちなみに毎度のことですが、ライブの記憶はあんまりないです。
セットリスト
- 01.くつひも
- 02.リフレクライト
- 03.あと1メートル
- 04.シャボン
- 05.秘密道具
- 06.Your Way My Way
- 07.しゅしゅしゅ
- 08.パパパ
- 09.セカイノハテ
- 10.止まらないで
01.くつひも
ステージに登場する瞬間がめちゃめちゃカッコ良かった〜!
ステージ後方から眩い光に包まれながら現れるのズルいでしょ。シルエットが生身の斉藤朱夏になる瞬間の「きたーーーーー!!!!」感がやばい。赤いお衣装とパンキッシュな髪型が相まって完全にロックバンドの人でした。良い。
くつひも聴くとしゅかちゃんのライブに来たんだ〜ってライブに帰ってきた安心感があります、ただいまおかえり。いつも通りにど緊張でしたね。
02.リフレクライト
歌詞がしゅかちゃんの今の心情を代弁するような歌詞で、いまライブで聴くとまた違った感慨がありましたね。1曲目のくつひもが挨拶代わりなら、2曲目はMC要らずで語れるようないい選曲。ああ、世界は素晴らしい〜!
03.あと1メートル
MCで隣の人がボロクソに泣き崩れててもらい泣きしそうになった、危ねえ。
ちなみに「みんな久しぶり〜!あ、声出しちゃいけないんだった」ってうっかりリアクション求めちゃうやつ、こないだ逢田さんも全く同じくだりやってた。笑。
この1年半はあと1メートルの距離が遠く感じられるような、あとは演るだけなのにライブができない、そんな日々だったと語るような選曲。ファンのみんなに向けられたラブソングでしたね。
3曲目でライブの調子を掴んできた感じ。1〜3曲目はミドルテンポで、1曲1曲を言葉の細部から発声のリリースまで丁寧に歌い上げる立ち上がり。この曲の〝蝶々結び〟の〝す〟の高音がスッと気持ちよく抜けるのが最高でした。お歌がまた上手くなりましたね...。
04.シャボン
セトリのしっとりめな曲のブロックの2曲目。しゅかちゃんのライブでは青白い照明が新鮮、この曲はペンライトの色は白か水色が良いんじゃないかなって思いました。
大人っぽく切ない歌声になんか泣いてしまう。〝永遠なんてないんだね、きっと.....〟なので、目でシャッター切っていきましょう。い〜つか〜永遠みたいに〜♪
05.秘密道具
ステージに腰掛けるとアコースティックなセットで始まった同曲。
イントロで繰り出された秘密道具のブルースハープに唖然、しかもハーモニカ上手すぎ。こんなことまでやってくれるのかよ〜!!って尊みが溢れて止まらなかった。
〝君に会いたいよ〟
〝今までのことそしてこれからのことも〟
〝同じペースでずっと未来へ行こうよずっと〟
MC含めてライブなんだなぁって実感するずるい曲でした。
裏声の響きとブルースハープの音色が切なくも心地よくて、これまたライブでやってくれねえかなあ。あとオタクはリズム感がないから手拍子練習して!タンバリンがミュートのラストパートは手拍子もミュートね!楽曲の展開考えてくれ〜!!
06.Your Way My Way
バンドメンバーを紹介しま〜す!ってステージ中央から視線逸らしておいて、衣装早替えで衝撃的な再登場する演出天才すぎ。あんなのブチ上がるでしょ、しかもお衣装がまた斉藤朱夏らしくて最高。お衣装も天才。ギャザーフリルがあしらわれたシフォンのシースルーワンピとライブTシャツの組み合わせ、は??やば。
生地の揺れ方がまたしゅかちゃんのダンスとの相乗効果相まって目を奪われましたね。
この曲は配信ライブで大暴れしゅーの姿が目に焼き付いて離れないやつなので、みんなライブで披露されるの楽しみにしてたと思うんですけど、間奏で拳突き上げる例の箇所でしゅかちゃんが旗振ってくれるの、ほんとありがたくて頭が上がらなかった。
疾走感がサイコーに気持ち良い曲なので、みんなで楽しく盛り上がれて良かったねえ...ってめっちゃ泣ける。
07.しゅしゅしゅ
これ好き!!!!
前回のライブで楽しすぎて死にかけたので、今回もセトリ入り祈願のタオル装備で臨みました。オールスタンディングだと全然振り回せないけど、座席が歯抜け配置だとやり易かったですね。
前回のライブの時のダンスが最高にイケてたのが忘れらんなくて、1年半待ちました。音源の再生時間で0:01の、音が4つ並んでる鍵盤の音あるじゃないですか。イントロと間奏で2回ずつあるやつ、あそこでウェーブっぽい動きをする斉藤朱夏が世界でいちばん好き。これ絶対伝われよ。ライブでは基本振り付けなしでヴァイヴスで踊ってるヴァイヴしゅーなので、わかる!そこの音気持ちいよね!ってなるやつです。音楽性に信頼しかない。この曲でちょっとフザけてセクシーにカッコつけてる推しが最高。
08.パパパ
Youtubeで476万回再生されてるの、オタクがサビの振り付け覚えようと頑張った結果だと信じてるよ.....視界の範囲内でやってる人観測できなかったので.......。
音源だと〝ミリメートル単位で〟を〝ミリメートルたいんで〟って言ってるように聴こえるんだけど、ライブでなんて歌ってるか確認するの忘れました。
この曲も楽しくて記憶がない。声を出せなくて座席でも、みんなで盛り上がれる曲目のブロック作ってくれて楽しいライブやってくれて、かたじけねえ...ありがてえ.....ってなりました。
09.セカイノハテ
MCほんとに良かったですね。
アニメの物語をテーマにしたタイアップ曲だったのが、彼女が自らの心情、境遇を包み隠さず打ち明けてくれたことで、完全に斉藤朱夏の曲になった。
取り繕われることのない生身の感情が言葉に宿り、歌詞に新たな物語性が付与されたことで、楽曲がライブの中で新たに生まれ変わる瞬間に立ち会ったと感じました。
イントロの入りで、壁をぶちやぶるかの如くハイキックをかます斉藤朱夏の姿。衝撃的にカッコ良かった。あんな超弩級のダイナミックでエモーショナルな刹那、斉藤朱夏のライブでしか味わえない。バンドメンバー、音響、照明のチームワークと天才的な演出プラン、その全てが一致して奇跡みたいな瞬間が生み出された。なんて良いチームなんだろう。
しゅかちゃんの歌唱、音源の150%みたいな熱量でしたね。あんなの聴いちゃったらもうライブでしか満足できない、まさにライブで化けた一曲でした。
最初のMCで「ようこそセカイノハテへ」みたいなの聞いた時は「なるほど、過去から展望すれば現在が最果てか。1年半という遠い時間を越えてきたんだもんな...」と思ったけど、理屈じゃなくライブの瞬間は紛れもなくセカイノハテでしたね。伝われ。
10.止まらないで
なんか、かつてないほどに、すげえがむしゃらな斉藤朱夏を見た気がする。
勢いが凄かった。記憶が全くない。
結果としてこの曲が今回のライブの最後を飾ることになったけれど、体感としては15分。「セトリの前半パートは終わったかな (Aqoursのめちゃ長いライブに慣れすぎ) 」ぐらい、一瞬で駆け抜けていったライブでしたね。
まるでアンコールやらないみたいなMCだなって思ったら、本当になかった。
アンコールなしは時勢的に声が出せないからって配慮があってこのことでしょうけど、『止まらないで』でそのまま次なるライブツアーへと駆けて行く、その斉藤朱夏を送り出す形で終えたこのライブ。あまりに美しかったのでは。
ああ、なんかもっといろいろ思ったことあったんだけどな...とにかくサイコーに楽しかったので、それが全てです。しゅかちゃんの楽しそうな嬉しそうな笑顔が見られて大満足です。
聴きたい曲はまだまだありますし、嬉しいお知らせもたくさんありましたし、またライブに行くしかないですね。
今は1stフルアルバム「パッチワーク」が楽しみです。レコーディングが始まっているとのことなので、色んな種類の生地を継ぎ合わせて、大きな一枚の布にしていく作業の真っ最中なのでしょうね。
さてその珠玉のパッチワークを身に纏う斉藤朱夏、次はどんな表情を見せてくれるのでしょうか......?
乞うご期待!ここらでばい!