あきの忘備録

あきのの外部記憶装置

Aqoursちゃんの外洋航海について考えてみる

最近Aqoursちゃんが様々な紙面に登場する機会が増えてますね。

 

こないだ雑誌買ったばっかりなのに、また部屋に読みもしない雑誌が増えてる...なんて方は多いのではないでしょうか。

  

 

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彼女たちが最初にヤンジャンの表紙を飾ったのも記憶に新しいですね。

それまでAqoursが特集されていた声優誌などとは一線を画す、新しい一面を見せたグラビアは大反響でした。

少なくとも私のツイッターのTLでは。

 

 

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「空前絶後のスクールアイドル 衝撃再び......!!」ってキャッチコピーめっちゃいいですね、これ勢いあって好きです。

 

からの極め付けはこれ。

 

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これです、メンズジョーカー。

なんの脈絡もなく男性ファッション誌に登場したのヤバいですね。

しかもこれ、表紙を見てもAqoursちゃんが(正確にはきゃんしゅかきんちゃんの3名ですが) グラビアで登場してるとはわからない上に、なんだったら紙面をめくって眺めていても「あ、なんか若くてきれいな女の子の写真が載ってるな」ぐらいの感じ。

アニメ・声優感ゼロで登場してるんですね。

皆さま買われてるでしょうから、敢えて言わずともご存知かと思いますが。

 

 

これだけに止まらず

 

 

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フォトジェニックな雑誌にフォトジェニックなビジュアルで登場したり

 

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ダイビング雑誌に登場したり。

改めて見るとこの果南ちゃん真面目にけしからんですね。買えばよかった。

 

 

 

Aqoursとしての活動ではなく、個々の活動も含めれば更にメディアでの露出の機会とその幅は広がっています。

雑誌での露出に止まらず、地上波でのテレビ出演や、ライブの映像が流れたりと、アニメコンテンツ以外での露出が増えてきたように感じます。

私なんかはどんな媒体であれ、供給して頂けるのであれば「はい!ありがとうございます買います!!」って脊髄反射でポチッとしてしまうのですが、

改めて冷静に考えると、なんかすごいぞ。

声優という職業とはなんなのか...という気持ちになってきたので、これどういう事なのかなって。ちょっと考えてみようかな、と。

 

とは言え、これといってマーケティングの知識や経験があるわけでもなく、具体的に何かしらのデータをもって分析ができるわけでもないのですが。

 

 

 

そもそもヤンジャンで表紙ってそんなに凄いの?

 

 

 

週刊ヤングジャンプ』(しゅうかんヤングジャンプ、WEEKLY YOUNG JUMP)は、集英社が発行する日本週刊青年漫画雑誌1979年(昭和54年)5月に月2回刊誌『ヤングジャンプ』として創刊し、1981年(昭和56年)の週刊化に伴い誌名を変更。毎週木曜日発売。略称は「ヤンジャン」、「YJ」。

wikipediaより引用 

 

発行部数(2008年4月以降)(社団法人日本雑誌協会
  1〜3月 4〜6月 7〜9月 10〜12月
2008年   935,417 部 920,834 部 900,917 部
2009年 851,667 部 838,334 部 820,834 部 805,834 部
2010年 770,834 部 755,000 部 746,154 部 738,334 部
2011年 723,084 部 675,637 部 682,084 部 675,834 部
2012年 662,500 部 650,000 部 636,667 部 624,167 部
2013年 611,667 部 602,500 部 599,167 部 598,462 部
2014年 598,182 部 598,334 部 591,667 部 588,462 部
2015年 577,273 部 574,167 部 564,167 部 563,462 部
2016年 561,250 部 553,333 部 550,000 部 546,250 部
2017年 535,000 部 532,500 部    

 wikipediaより引用

  

雑誌が売れなくなってきているという話が顕著に見えるデータですね。

とは言え、3ヶ月で53万部も売れているようです。

数字がでかすぎてどれぐらい凄いのかわからんな。

1ヶ月あたり17万6千部ぐらい発刊されてるってことは、1週あたり4万部ぐらい発刊されてるってこと?

 

 

ピンと来ないので、一般社団法人「JMPA (日本雑誌協会)」さんの力を借りてみます。

 

 

JMPAマガジンデータ : 男女 趣味専門 

部数算定期間 : 2015年10月1日~2016年9月30日

                              ゲーム・アニメ情報誌 (「*」は印刷証明付部数)
雑誌名 出版社名 発行部数
アニメージュ 徳間書店 55,492 *
アニメディア 学研プラス 48,183 *
声優アニメディア 学研プラス 13,825 *
PASH! 主婦と生活社 43,825 *
Vジャンプ 集英社 258,333 *
メガミマガジン 学研プラス 24,983 *
OTOMEDIA 学研プラス 30,000  
キャラぱふぇ KADOKAWA 180,000  
月刊ニュータイプ KADOKAWA REP 110,000  
コンプティーク KADOKAWA REP 75,000  
週刊ファミ通 カドカワ 300,000  
テックジャイアン KADOKAWA REP 130,000  
電撃Girl's Style KADOKAWA 130,000  
電撃G's magazine KADOKAWA 80,000  
電撃Nintendo KADOKAWA 80,000  
電撃PlayStation KADOKAWA

210,000

 

電撃G'sマガジンの発行部数は、1年間で8万部のようです。

ということは単純に考えて、Aqoursはヤンジャンで2度表紙を飾っているので、それだけでG'sマガジンの年間の発行部数を超える冊数が消費者の手に渡っていることになりますね。

なるほど。これは確かに、Aqoursの存在をより広くの人に知ってもらうという目的において、これまでにない大規模な宣伝効果が期待できそうです。

 

 

ちなみに雑誌「メンズジョーカー」は20〜30代の男性をターゲットにした"きれいめ"系の、言ってしまえば異性受けを重視したファッション誌です。

10〜20代のおされ男子が大体読んでる他の雑誌と発行部数を比較してみると

 

MEN'S NON・NO(集英社)  130,000部
POPEYE(マガジンハウス)    98,500部
Men's JOKER(ベストセラーズ)  115,777部

 

あら、普通に人気雑誌ですね。

 

 

 

どの雑誌に登場する時も共通しているのは、わかりやすくビジュアル面でゴリ押ししているのはもちろんの事、"等身大の20代の女の子像" を前面に押し出している所がポイントですよね。

単純にアニメ・声優ファンのみならず、様々な趣味、嗜好を持った幅広い層に向けて認知度を上げていきたいという目的が見えるように思います。

アニメのキャラクターの声を担当するキャストが、単純に中の人としてだけでなく、個人のパーソナルな部分の魅力にスポットを当てて売り出している ってところが新しいんじゃないかな と。

これは本当にAqoursだからこそできる事のように思われます。中の人Aqoursも、Aqoursだからこそできる彼女たちだけの輝き方を求めて成長を続けているんですね。

 

まぁ...売り出してるのは事務所やら出版社やらレコード会社の人なのですが。結果として様々な現場での経験を積む中で、ジャンルに捉われないこれまでと違った魅力や輝き方が開拓されていくのは素晴らしい事だと思います。

 

冷静に考えてみたら女性向けファッション誌(主に青文字系)に女性声優がモデルとして登場したことは結構ありますし、Aqoursちゃんも今後はファッション誌での露出は増えていくのではないでしょうか。

 

 

 

何が言いたいかって、Aqoursちゃんのおしゃれスナップが見たいから出版社各位、頼むぞ!!ってことです。

 

 

 

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